節税に強い税理士の選び方は?選び方のポイントや必要な準備を解説!

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公開日:2024年5月

更新日:2024年5月16日

目次

  1. 節税とは?
  2. 節税対策のできる税理士が少ない理由
  3. 節税に強い税理士の選び方・ポイント
    1. 節税に強い税理士の選び方 <ポイント①>:最新の税法に精通している
    2. 節税に強い税理士の選び方 <ポイント②>:積極的に提案をしてくれる
    3. 節税に強い税理士の選び方 <ポイント③>:リスクも丁寧に説明してくれる
    4. 節税に強い税理士の選び方 <ポイント④>:自社の業界に関する理解がある
    5. 節税に強い税理士の選び方 <ポイント⑤>:税務調査もしっかりと対応できる
  4. 節税に強い税理士の選び方~事前準備編~
    1. 節税に強い税理士の選び方 <事前準備①> :節税要望の具体化
    2. 節税に強い税理士の選び方 <事前準備②> :顧問料の予算決め
    3. 節税に強い税理士の選び方 <事前準備③> :契約開始の希望時期
  5. 節税に強い税理士の選び方~準備すべき書類編~
    1. 節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類①> 決算書と申告書
    2. 節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類②> 定款と謄本(法人の場合)
    3. 節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類③> 伝票(記帳代行を依頼する場合)
  6. 節税に強い税理士の選び方~具体的な探し方編~
    1. 節税に強い税理士の選び方 <具体的な探し方①> :自分で探す方法
    2. 節税に強い税理士の選び方 <具体的な探し方②> :知人や銀行からの紹介を受ける方法
  7. まとめ

節税とは?

そもそも節税とは、税金負担を削減する合法的な手段を利用することです。節税の手法にはさまざまなものがあり、税金を減らすための効果的な方法を探ることが重要です。素人が節税を試みると、税務調査で問題が発生し、逆に税金が増える可能性があります。そのため、税理士に相談することが賢明です。税理士は節税の専門家であり、適切なアドバイスを提供し、税金負担を最小限に抑える方法を指導してくれます。この記事では、節税に強い税理士の選び方を解説します。

節税に関するおすすめ記事:節税(税金対策)に強い税理士の選び方 – 知っておくべき5つの特徴

節税対策のできる税理士が少ない理由


節税に関して、税理士が積極的にアドバイスを控える理由は、税理士の主要な使命が「適正申告」「適正納税」にあるからだと考えられます。攻めの節税戦略を実行することで、税務調査で否認されると信頼性が損なわれるリスクもあります。

一方で、個々の税理士の節税へのスタンスも影響しています。税理士は税金の専門家であり、ビジネスの専門家ではありません。そのため、企業が常に利益を上げることを前提として税務アドバイスを行ったり、税法の遵守が企業に利益をもたらすと信じていたり、資金調達における節税の制約を懸念していることがあります。節税戦略に関する知識が不足している税理士もおり、経営者の相談に十分に対応できないこともあります。

また、節税の誤用が脱税につながると考えていることも、節税に慎重な税理士が多い理由の一つです。節税に強い税理士の選び方においては、税理士が節税に対してどのようなスタンスを持っているかを確認することも有効です。

節税対策のできる税理士が少ない理由に関するおすすめ記事:
税理士が節税について教えてくれない?本当に良い税理士の見分け方

節税に強い税理士の選び方・ポイント

節税対策のできる税理士が少ない中でも、自社にあった節税に強い税理士に出会うことが出来たら心強いですよね。ここでは節税に強い税理士の選び方・ポイントを5つご紹介します。

節税に強い税理士の選び方 <ポイント①>:最新の税法に精通している

税法は絶えず変化しています。近年では、インボイス制度などが一般的に知られています。

このような最新の税法に適応できる税理士は、一般的に節税に長けています。たとえば、「これまで控除されなかった部分が新たな法令で控除対象になる」や「新しい規則により、支払いを回避できる可能性がある」といったことは珍しくありません

一方で、最新情報に精通していない場合、従来通りの税金を支払う必要があるか、法律の変更によって、より多額の税金を支払う必要があるかもしれません。節税に強い税理士を選び方で失敗しないためには、最新の税法に知見のある税理士を選ぶようにしましょう。

節税に強い税理士の選び方 <ポイント②>:積極的に提案をしてくれる

積極的に提案してくれる税理士は、節税に優れているケースが多いです。積極的に情報を収集し、事業の状況に合わせた提案を行うだけでなく、他の選択肢も提示してくれる税理士は、頼りになる味方となります。

一方で、提案に消極的な税理士は、最新情報を把握していないことがよくあり、与えられた業務にとどまることもあります。節税に強い税理士はビジネスをサポートする協力なパートナーにもなりますので、積極性のある人材を選ぶことが選び方のポイントです。

節税に強い税理士の選び方 <ポイント③>:リスクも丁寧に説明してくれる

税理士が節税に伴うリスクを包み隠さずに説明してくれるかどうかも、節税に強い税理士の選び方において考慮すべきポイントです。

節税には大きく以下2つのリスクがあります。

・税務調査のリスク

・融資のリスク

節税を過度に行うと、税務署からの指摘を受けやすくなり、税務調査が行われる可能性が高まります。税金に関する最終的な決定権は税務署にありますので、税理士が提案しても、税務署が認めなければ適用されません。

また、融資に関するリスクも存在します。事業を展開する際には、銀行からの融資を必要とする場面がありますが、節税の過剰な実施によって「赤字経営」に陥ると、銀行の信頼を得られずに融資を受けられない場合があります。

気をつけておきたい注意点

税理士
        _依頼_おすすめの注意点

節税に伴うリスクについても正直に説明してくれる税理士を選ぶことが、節税に強い税理士の選び方に失敗しないための重要なポイントです。

おすすめ参考サイト:節税対策にノウハウを持つ税理士一覧

節税に強い税理士の選び方 <ポイント④>:自社の業界に関する理解がある

節税に強い税理士の選び方において、自社の業界に関する知識も重要です。節税においては、一般的な税法と業界特有の法律の両方を考慮する必要があるからです。たとえば、不動産業界では「小規模住宅用地の特例」、飲食業界では「酒税法」など、業界特有の節税手法が存在します。

自社の事業や業界に精通した税理士であれば、適切な節税策だけでなく、経営のアドバイスや将来の展望についても相談できる信頼できるパートナーとなります

節税に強い税理士の選び方 <ポイント⑤>:税務調査もしっかりと対応できる

税務調査が実施された際に、税理士が一緒に立ち会ってくれるかどうかも節税に強い税理士の選び方において重要な要素です。

税理士のアドバイスをもとに適切な節税対策を講じていたとしても、税務調査の対象になることはあります。このような場合、不注意な回答が追加課税につながる可能性もあります。税務調査時に共に立ち会ってくれる税理士は、不用意な発言を避け、私たちの利益を最大限に考慮して会話を進めてくれます。そのため、税務調査に対処する際も安心感があります。

節税に強い税理士の選び方・ポイントに関するおすすめ記事:
節税に強い税理士の特徴5つ!選び方や失敗しないための注意点も解説

節税に強い税理士の選び方~事前準備編~


節税に強い税理士の選び方を踏まえた上で、実際に税理士を選ぶ際には、契約前に最低でも1度は税理士と対面で面談することも重要です。初回の面談では、節税の内容や顧問料の予算などを話し合います。

また、税理士との面談に備えて事前に考えておくべき内容もありますので、以下を参考に準備するようにしましょう。

節税に強い税理士の選び方 <事前準備①> :節税要望の具体化

税理士に節税の具体的な要望や、どの経費を削減したいかを明確に伝えるようにしましょう。可能であれば、初回の面談で同業他社の顧問実績や税務調査時の対応についても確認すると安心です。

また、税理士に資金繰りのコンサルティングや節税対策に関する知識や経験も確認しておくと良いでしょう。

節税に強い税理士の選び方 <事前準備②> :顧問料の予算決め

税理士の報酬は、売上高や業務の規模によって異なります。税理士に依頼したい業務が、想定している予算内に収まるかどうかは、事前に確認することが重要です。

予算内であっても、適切な料金体系かどうかを判断するために、事前に報酬相場を調査しておくと良いでしょう。

節税に強い税理士の選び方 <事前準備③> :契約開始の希望時期

税理士と開始時期を指定して契約したい場合は、事前に確認しましょう。同時に、契約解除の際に必要な事前通知期間についても、初回面談時に確認しておくことが重要です。

税理士との面談に向けて準備すべきことに関するおすすめ記事:【2024】税理士の選び方のポイントや顧問料の相場について解説!

節税に強い税理士の選び方~準備すべき書類編~

節税に強い税理士の選び方に失敗しないために、税理士との初回面談では以下の書類を準備した上で臨むようにしましょう。

節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類①> 決算書と申告書

決算書は企業の実態を示し、申告書は過去の納税状況を示しています。経験豊富な税理士はこれらの書類を見て、節税のポイントや改善すべき課題を見つけ出してくれます。

節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類②> 定款と謄本(法人の場合)

定款には企業の事業内容が、謄本には所在地や資本金、取締役の情報などが記載されています。これらは企業の信用を示すものであり、税理士も注意深く対応してくれます。

節税に強い税理士の選び方<準備すべき書類③> 伝票(記帳代行を依頼する場合)

記帳代行の料金は伝票の量によって決まるため、約半年分の伝票を税理士との初回面談時に準備しておくと良いでしょう。

これらの準備を整えて、税理士との初回面談に臨むとスムーズです。

税理士との面談に向けて準備すべき資料に関するおすすめ記事:
失敗しない!税理士の選び方〜チェックポイント15個〜

節税に強い税理士の選び方~具体的な探し方編~

税理士に依頼する内容や必要な書類を準備できたら、実際に節税に強い税理士を見つける必要があります。税理士の探し方は主に2つあります。

節税に強い税理士の選び方 <具体的な探し方①> :自分で探す方法

自力で税理士事務所を見つける方法として、インターネットでの検索が挙げられます。税理士事務所の所在地や得意分野を考慮して検索すれば、自社のニーズに合った税理士事務所を見つけることができます。ただし、税理士事務所のウェブサイトに掲載されている情報が正確であるかどうかは、実際に会ってみないとわかりません。

また、税理士紹介サイトを利用する方法もあります。これは、税理士を探している人と税理士事務所をマッチングするWebサービスです。ただし、運営会社が税理士業務に慣れていない場合、要望に合ったスムーズな紹介が受けられない可能性もあるため、利用する際には運営会社を確認することが重要です。

以下に主要なおすすめできる税理士紹介サイトを掲載します。

税理士ドットコム

おすすめ税理士紹介サイト①

税理士ドットコム

税理士ドットコムでは都道府県から依頼したい税理士を探すことができます。また、税理士の探し方に関するポイントを紹介している記事もあります。税理士の探し方に困ったらこちらのサイトを見ても良いかもしれません。

税理士紹介センタービスカス

おすすめ税理士紹介サイト②

税理士紹介センタービスカス

税理士紹介センタービスカスは実績も豊富で、全国の税理士を無料で紹介しているのが特徴です。税理士の探し方に関して実績を重視している方におすすめです。

アイミツ

おすすめ税理士紹介サイト

アイミツ

アイミツではすぐにプロに相談できるのが特徴です。税理士の探し方を考えるにあたって気軽に相談ができたり、無料で見積もりを取ることも可能のようです。

ミツモア

おすすめ税理士紹介サイト

ミツモア

ミツモアにおける税理士の探し方の特徴として、地名や郵便番号などを検索することで税理士を探すことができます。また口コミも豊富に書かれているので税理士の探し方にあたって口コミを重視する人におすすめです。

節税に強い税理士の選び方 <具体的な探し方②> :知人や銀行からの紹介を受ける方法

知人や取引している銀行から税理士を紹介してもらうことも一般的です。紹介を受ける場合、その税理士事務所の評判を聞いた上で選ぶことができるため、自分で探すよりも安心感があります。また、紹介で顧問契約を結んだ場合、初月の顧問料が割引されたりキャッシュバックされる特典を受けられることもあります

節税に強い税理士の探し方に関するおすすめ記事:失敗しない税理士の選び方とは?選ぶ基準やおすすめの探し方

まとめ

今回は節税に強い税理士の選び方について説明しました。

節税対策は、経営戦略の一部として考えるべきです。節税手法の実践には、法的な規制や条件が絡んでくるため、節税に強い税理士と協力して、適切かつ効果的な節税戦略を構築しましょう。

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