独立・開業するにあたって準備すべきことは?準備の手順や注意点も解説!

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公開日:2025年1月

更新日:2025年2月12日

独立を目指すには、しっかりとした準備が欠かせません。独立後に必要な「経営資源」(ヒト・モノ・カネ・情報)を軸に、事前に計画を立て整えることで、スムーズなスタートを切り、成功への土台を築くことができます。準備不足を防ぐためにも、自分に合った事業や仕事を見つけることが重要です。

SoVa税理士ガイド編集部

本記事では、独立・開業するにあたって必要な準備や注意点について解説します。本記事を参考に準備を抜かりなく行うことで、さらなる事業の成功につなげましょう。

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目次

  1. 独立するまでに何を準備すべき?
    1. 独立までのSTEP①:独立の動機やメリットを明確にする
    2. 独立までのSTEP②:お金に関する知識を身に付ける
    3. 独立までのSTEP③:独立の事業計画を立てる
    4. 独立までのSTEP④:独立に必要な資金を用意する
    5. 独立までのSTEP⑤: 独立時期を決める
    6. 独立までのSTEP⑥:独立後の手続きや届出を行う
  2. 独立準備を考えるべきタイミングは?
  3. 個人事業主として独立する場合の準備
    1. 個人事業主として独立する場合の準備①:税務署への開業届提出
    2. 個人事業主として独立する場合の準備②:税務署への開業届提出必要な許認可の取得
    3. 個人事業主として独立する場合の準備③:税務署への開業届提出従業員を雇用する場合の準備
  4. 会社を設立して独立する場合の準備
    1. 会社を設立して独立する場合の準備①:税務署への開業届提出会社設立前の基本事項の決定
    2. 会社を設立して独立する場合の準備②:定款の作成と認証
    3. 会社を設立して独立する場合の準備③:資本金の振込と払込証明書の作成
    4. 会社を設立して独立する場合の準備④:設立登記申請
    5. 会社を設立して独立する場合の準備⑤:各種官庁への届け出
  5. 独立準備をする上で注意すべき点
    1. 独立準備時の注意点①:違法・不義理を避ける
    2. 独立準備時の注意点②:スモールスタートを意識する
    3. 独立準備時の注意点③:独立のタイミングを見極める
    4. 独立準備時の注意点④:収入・支出管理のスキルを身につける
    5. 独立準備時の注意点⑤:必要な人脈を構築する
    6. 独立準備時の注意点⑥:事業用のクレジットカードや銀行口座を用意する
  6. まとめ

独立するまでに何を準備すべき?

独立を目指す際には、まず独立に向けたしっかりとした準備が必要です。独立とは、会社や組織に属さず、自分の力で事業を立ち上げ運営していくことを指します。しかし、独立には自由度がある一方で、全ての意思決定を自ら行う責任が伴います。そのため、独立する際には、綿密な準備を行うことが成功への鍵となります。独立を実現するための準備には、以下の6つのステップが含まれます。

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独立までのSTEP①:独立の動機やメリットを明確にする

まず最初に、独立する動機や得られるメリットを明確にすることが重要です。例えば、「自由な働き方をしたい」「自分の技術やアイデアを活かしたい」「収入を増やしたい」など、独立を決意した理由を振り返り、それが長期的に自分にとってどのようなメリットをもたらすかを整理しましょう。この段階の準備が不十分だと、独立後に目標を見失うリスクがあります。

独立までのSTEP②:お金に関する知識を身に付ける

独立すると、会社員時代とは異なり、収支管理や税務処理などを全て自分で行う必要があります。そのため、独立前に経営者としての「お金」に関する基礎知識を身に付ける準備が不可欠です。独立後の経費管理や税金、社会保険の手続きなどに対応するためには、専門家への相談や副業を通じて実践的な知識を積み上げることも効果的です。

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独立までのSTEP③:独立の事業計画を立てる

次に、独立後の事業計画を立てます。事業のターゲット層や提供する商品・サービスの特徴、集客方法、収益予測など、具体的な計画を立てる準備が必要です。競合調査や市場ニーズの分析も重要な準備の一環です。

独立までのSTEP④:独立に必要な資金を用意する

独立を進めるためには資金が必要です。自己資金だけでなく、公的な融資や助成金の活用も視野に入れて資金調達を準備します。自己資金が少ない場合は、融資審査が厳しくなることもあるため、事前に必要な資金の3割以上は自己資金として準備しておきましょう。

独立までのSTEP⑤: 独立時期を決める

明確な独立時期を決めることも、準備の一環として重要です。資金調達や事業計画の進捗を見ながら、適切な独立時期を逆算してスケジュールを立てることで、行動を加速させることができます。

独立までのSTEP⑥:独立後の手続きや届出を行う

独立準備が整ったら、個人事業主としての開業届や、会社設立に伴う登記手続きなど、必要な手続きを進めます。業種によっては許認可が必要な場合もあるため、事前に調査して準備を進めましょう。

独立への準備は、一見すると複雑で多岐にわたるように見えますが、一つひとつ計画的に進めることでスムーズに進行できます。独立前のしっかりとした準備こそが、成功する独立への近道です。

SoVa税理士お探しガイド編集部

独立・開業を実現するための準備に関するおすすめ記事:独立するには?起業・開業に必要な6つの準備と注意点を解説

独立準備を考えるべきタイミングは?

独立のタイミングは、売上の見込みが確実に立った時期に設定することが重要です。準備が不十分なまま独立すると、収入不足で事業や生活に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、2023年度には業歴5年未満で廃業した企業が15.14%に上り、準備不足が原因と考えられます。

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独立成功のための準備のポイント

  • 売上の見込みを慎重に判断し、独立の準備を進める。
    収入の見通しが立てば、事業開始後の不安を軽減し、リスクを抑えられます。
  • 副業から事業を始める方法も有効。
    副業として小規模にスタートすることで、失敗時のリスクを抑えながら準備を進められます。
  • 個人事業主として独立し、後に法人化を検討する。
    まずは個人事業主として始め、事業が安定した段階で法人化すれば、手間やコストを抑えつつ事業拡大を目指せます。

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独立を成功させるには、売上の見込みを確保し、事業運営に必要な準備を怠らないことが大切です。計画的な準備が、収入の安定や事業の成長を後押しします。

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個人事業主として独立する場合の準備

個人事業主として独立する際の準備は、以下の手続きを進めることから始まります。

個人事業主として独立する場合の準備①:税務署への開業届提出

独立を目指す場合、まずは税務署へ「開業届」(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)を提出します。この手続きは独立において最も基本的なステップであり、事業開始日から1か月以内に行う必要があります。

  • 税務署窓口への持参または郵送
  • e-Taxによる電子申請
    詳細な書き方や提出方法については、国税庁の公式ウェブサイトで確認できます。

個人事業主として独立する場合の準備②:税務署への開業届提出必要な許認可の取得

独立準備の過程で、業種に応じた許認可が必要な場合があります。飲食業であれば保健所からの許可、倉庫業であれば運輸局への登録など、事業内容に応じて対応が異なります。

SoVa税理士お探しガイド編集部

事前に自分の業種に必要な手続きを調べ、準備を怠らないことが重要です。

個人事業主として独立する場合の準備③:税務署への開業届提出従業員を雇用する場合の準備

独立後に従業員を雇用する場合、労働保険(労災保険と雇用保険)への加入が求められます。
さらに、従業員数が5人以上の場合は、年金事務所で健康保険や厚生年金保険の手続きを行う必要があります。これらの準備を事前に整えることで、スムーズな事業運営が可能になります。

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会社を設立して独立する場合の準備

会社を設立して独立する場合、個人事業主としての独立とは異なり、さらに多くの準備が求められます。

会社を設立して独立する場合の準備①:税務署への開業届提出会社設立前の基本事項の決定

会社名(商号)、本店所在地、資本金、事業目的など、会社の基本事項を決めます。この準備段階では、事業計画を固めるとともに、資本金の額や商号が適切であるか慎重に検討します。

会社を設立して独立する場合の準備②:定款の作成と認証

独立に向けた法人設立準備では、会社の規則を定めた「定款」を作成し、公証人役場で認証を受ける必要があります。電子定款によるオンライン申請を利用すれば印紙代を節約できます。

会社を設立して独立する場合の準備③:資本金の振込と払込証明書の作成

資本金を事前に指定した銀行口座へ振り込み、払込証明書を作成します。この準備は会社設立登記において必須です。

会社を設立して独立する場合の準備④:設立登記申請

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顧問税理士に記帳代行業務のみを依頼する場合、1万円~3万円程度が相場です。給与計算の代行も依頼すると4万~5万円程度になることも少なくありません。

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法務局で設立登記を申請し、会社を正式に設立します。登記完了後、事業運営に必要な書類を取得し、独立のための準備をさらに進めます。

会社を設立して独立する場合の準備⑤:各種官庁への届け出

税務署への法人設立届出書や青色申告承認申請書、ハローワークや労働基準監督署への手続きなど、独立に必要な各種届出を行います。これらの準備が完了することで、会社設立後の事業運営がスムーズに進みます。

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独立準備をする上で注意すべき点

独立するとは、自身が事業の全責任を負い、その運営を担うことです。成功するためには、独立前の準備が非常に重要です。社会的な信用、人脈、事業計画を整えた上でスタートすることで、スムーズに事業を進めることができます。

独立準備時の注意点①:違法・不義理を避ける

違法な経費計上や不誠実な行為は、短期的には利益が出ても、社会的信用を失い、独立後の事業に大きな悪影響を及ぼします。信頼を守ることは、独立後の事業継続に不可欠です。

独立準備時の注意点②:スモールスタートを意識する

大規模な事業ではなく、準備やリスクを最小限に抑えた小規模な形でスタートしましょう。例えば、飲食業であれば、間借り店舗やキッチンカーから始めるとよいでしょう。

SoVa税理士お探しガイド編集部

独立後のリスクを抑えつつ、経験を積むことができます。

独立準備時の注意点③:独立のタイミングを見極める

売上の見込みが立ったタイミングで独立することが理想です。副業から事業を始め、安定した売上が得られる状態を作ることで、独立後のリスクを大幅に軽減できます。

独立準備時の注意点④:収入・支出管理のスキルを身につける

独立後は、収入と支出のすべてを自分で管理する必要があります。

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サラリーマンがマイクロ法人を設立するメリット・デメリットは?注意点も解説!

サラリーマンでもマイクロ法人を設立することは可能です。副業をしているサラリーマンが会社を設立することで、個人事業主のままよりも節税できる可能性があります。

簿記や税金の知識を独立前に学び、適切な資金計画を立てましょう。会計ソフトを活用するのも有効です。

独立準備時の注意点⑤:必要な人脈を構築する

独立前に業界イベントやセミナーに参加し、人脈を広げましょう。人脈は、事業のスムーズな立ち上げや拡大に直結します。

独立準備に関するポイント!

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SNSや交流会を活用して、ビジネスに興味を持つ人々との接点を増やすことも大切です。

独立準備時の注意点⑥:事業用のクレジットカードや銀行口座を用意する

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会社設立後に社会保険の加入手続きを社労士に依頼する場合、1万円~2万円(1人)程度かかります。会社として初めて社会保険に加入する場合は、10万円近くかかることもあります。

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事業の収支を明確にするために、プライベートと分けた事業専用のクレジットカードや銀行口座を用意しましょう。特に会社員のうちにカードを発行しておくと、独立後の審査リスクを回避できます。

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まとめ

独立するためには、事業計画の策定をはじめ、資金調達や起業・開業の手続きといった多岐にわたる準備が必要です。さらに、個人事業主として独立する場合と法人設立を選ぶ場合では、必要な手続きや初期費用が異なるため、それぞれに適した準備を進めることが重要です。

独立に向けた準備で不明点がある場合は、税理士などの専門家に相談するのも効果的です。税理士は、独立後の会計や税務申告に加え、資金調達に関するアドバイスも提供してくれるため、ご自身の状況に合わせて専門家に相談しながら独立準備を進めるのもおすすめです。

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