仕訳帳の書き方とは?具体例も併せて詳細解説
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公開日:2024年8月
更新日:2024年8月24日
今回は仕訳帳の書き方について解説していきます。仕訳帳は会社にとって重要なものになるため、ここで仕訳帳の書き方をしっかり理解しておきましょう。
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目次
仕訳帳で重要な仕訳とは?
仕訳帳で使われる仕訳とは、日々発生する取引を勘定科目に基づいて借方と貸方に分ける作業です。仕訳の結果は、最終的に貸借対照表や損益計算書などの財務諸表に反映されます。正確な決算を行うためには、すべての仕訳を正確に行い、積み上げることが必要です。
仕訳では、取引の内容を適切に記録するために1つの取引を借方と貸方に分け、それぞれ現金や売上などの適切な勘定科目に割り当てて記録します。
仕訳帳でも使う勘定科目は取引内容をわかりやすく分類するために使われ、仕訳によって取引の流れと内容を把握しやすくし、集計が容易になります。
仕訳帳の書き方に関連するおすすめ記事
仕訳は仕訳帳の書き方において根幹となる概念に言えます。仕訳の概念から仕訳帳での書き方まで詳細に解説した記事は以下のものがおすすめです。
「仕訳帳とは?書き方や総勘定元帳との違い、記入例などを解説」
仕訳帳に必要不可欠な勘定科目について
仕訳帳に必要不可欠な勘定科目とは、お金の使い道や入金理由を示す「標題」のことです。
仕訳帳の書き方を理解するうえでも必要不可欠な概念となっています。
例えば、家計簿で「光熱費」や「家賃」といった支出を分類するように、企業や個人事業主も経営状態を把握するために、仕訳帳で勘定科目を使ってお金の流れを記録します。勘定科目を使う書き方をすると、どこにお金が使われ、どこから入ってきたのかを明確にすることができます。
仕訳帳で勘定科目を使う目的は大きく以下の3つがあります。
・財務諸表を作成する
・仕訳帳で何にいくら使ったのかを正確に把握する
・仕訳帳で入出金の予定が把握できる
勘定科目と財務諸表の繋がりを意識することは仕訳帳の書き方を理解するうえで重要です。
仕訳帳でも使う具体例
資産に分類される主な勘定科目
仕訳帳の資産に分類される代表的な勘定科目には、現金、預金、売掛金、建物、土地などがあります。特に現金、預金、売掛金は頻繁に使われる科目です。
仕訳帳の書き方に関連する気をつけておきたい注意点
資産は企業の財産と考えられますが、開業費のように実体や換金価値がないものも含まれます。
仕訳帳の書き方を学ぶときには注意しましょう。
資産は「流動資産」「固定資産」「繰延資産」に分けて表示する書き方を採用していて、それぞれに異なる勘定科目があります。
流動資産: 現金、当座預金、受取手形、売掛金、商品など
SoVa税理士ガイド編集部
仕訳帳の書き方を理解するときには「勘定科目とは?やさしい図解で本質がわかる【はじめての経理】」が参考になります。
固定資産: 建物、機械装置、車両運搬具、土地、ソフトウェア、関連会社株式、その他有価証券など
繰延資産: 開発費など
負債に分類される主な勘定科目
仕訳帳の負債に分類される勘定科目には、支払義務のあるものや将来発生する可能性の高い費用・損失の引当金が含まれます。具体的な科目には、買掛金、借入金、社債、引当金などがあります。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
引当金は、将来発生する可能性の高い費用や損失を当期に配分するものです。
負債は「流動負債」と「固定負債」に分けて表示する書き方を採用しています。
流動負債: 支払手形、買掛金、未払消費税、未払法人税等、未払費用など
固定負債: 長期借入金、社債、退職給付引当金など
純資産に分類される主な勘定科目
仕訳帳の純資産は、「株主資本」「評価・換算差額等」「新株予約権」に分けて表示する書き方を採用しています。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
大部分を占めるのは株主資本で、これは株主からの出資や事業活動による利益からなります。
純資産の勘定科目には以下があります。
株主資本: 資本金、資本準備金、その他資本剰余金、繰越利益剰余金など
評価・換算差額等: その他有価証券評価差額金など
新株予約権: 新株予約権
収益に分類される主な勘定科目
仕訳帳の収益は、企業が一会計期間で得た収入を示します。損益計算書では「売上高」「営業外収益」「特別利益」に分けて表示する書き方を採用しています。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
売上高は本業で得た収入で、営業外収益や特別利益は本業以外の収益やまれな収益を示します。
収益の勘定科目には以下があります。
売上高: 売上(商品売上、その他売上など)
営業外収益: 受取利息、雑収入など
特別利益: 固定資産売却益など
費用に分類される主な勘定科目
仕訳帳の費用は損益計算書で「売上原価」「販売費及び一般管理費」「営業外費用」「特別損失」に分けて表示する書き方を採用しています。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
売上原価は売上に対応する原価で、販売費及び一般管理費は主に給料や家賃などの費用を示します。
費用の勘定科目には以下があります。
売上原価: 仕入(仕入高)
販売費及び一般管理費: 給料、家賃、租税公課、広告宣伝費、交際費など
営業外費用: 支払利息など
特別損失: 固定資産除却損など
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
仕訳帳の書き方を理解するうえで参考になるサイトは以下のものがあります。
「勘定科目とは?仕訳に役立つ科目一覧をわかりやすく解説」
仕訳帳の書き方の大原則! 借方と貸方について
借方と貸方は仕訳帳の書き方を理解するときに必要不可欠な概念で、複式簿記では日々の取引を記録する際にこれらに振り分けます。具体的には、1つの取引を借方と貸方の2つに分けて記録する仕訳の書き方を仕訳帳で行います。例えば、現金が増減した場合、その理由を反対側に記載して補足する書き方を行います。
【仕訳帳の書き方の原則】
仕訳では、取引の「結果」と「原因」をそれぞれ借方と貸方に記載し、合計金額が一致する必要があります。これは、会計のバランスを保つために重要です。
【借方と貸方の位置と役割】
借方(左側): 資産や費用の増加、負債や純資産、収益の減少を記録します。
貸方(右側): 負債や純資産(自己資本)、収益の増加、資産や費用の減少を記録します。
このように、借方と貸方は取引の全体像を正確に記録するための基本的な枠組みとなります。
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
借方と貸方の概念と、その書き方に関して詳しく理解した場合は、以下の記事を参考にしましょう。
「借方と貸方の違いとは?考え方や覚え方を解説」
仕訳帳とは
仕訳帳は、企業が行ったすべての取引を日付順に記載した会計帳簿の一つで、複式簿記のルールに従って取引を借方と貸方に振り分けて記載する書き方があります。
仕訳帳の書き方ポイント!
仕訳帳は、資金の動きを記載する主要な会計帳簿の一つで、貸借対照表や損益計算書などの決算書を作成する際に欠かせないものです。会社法により、仕訳帳や総勘定元帳の作成と保存が義務付けられています。
また、主要簿に加えて、補助簿と呼ばれる帳簿もあります。補助簿は主要簿を補完するための帳簿で、企業が必要に応じて作成します。代表的な補助簿には、現金出納帳、預金出納帳、仕入帳、売上帳、固定資産台帳などがあります。これらは主要簿をサポートし、詳細な取引の記録を行います。
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
仕訳帳の書き方や、仕訳帳以外の帳簿との繋がり意識した書き方は以下の記事が参考になります。
「【記載例あり】仕訳帳とは?書き方や作成の流れ、記載する目的などを解説」
仕訳帳の記入例
日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
4月1日 | 売掛金 | 10,000 | 売上 | 10,000 | パソコン |
仕訳帳の書き方ガイド編集部
この仕訳では、ノートパソコンの売上が100,000円あり、その金額が売掛金として記録されています。
仕訳帳には以下の事項を記入する必要があります。
日付:取引が行われた日付
借方科目:増加した勘定科目(この場合、売掛金)
借方金額:借方に記入する金額
貸方科目:減少した勘定科目(この場合、売上)
貸方金額:貸方に記入する金額
摘要:取引の内容(この場合、パソコンの売上)
仕訳帳の書き方
ここでは仕訳帳の書き方を具体例を交えて解説します。
日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
2月1日 | 売掛金 | 100,000 | 売上 | 100,000 | パソコン |
2月3日 | 仕入 | 50,000 | 買掛金 | 50,000 | 商品仕入 |
2月5日 | 現金 | 20,000 | 売掛金 | 20,000 | 売掛金回収 |
2月10日 | 買掛金 | 50,000 | 現金 | 50,000 | 仕入代金支払 |
2月15日 | 給料 | 30,000 | 現金 | 30,000 | 給料支払 |
1. 2月1日:売掛金100,000円と売上100,000円の記帳
借方:売掛金 100,000円
ノートパソコンを販売し、後日受け取ることを約束した代金を記録します。
貸方:売上 100,000円
ノートパソコンの販売により発生した売上を記録します。
この仕訳は、ノートパソコンの販売取引を示す書き方になっています。売掛金は後日回収する売上債権として記録され、売上として計上されます。
2. 2月3日:仕入50,000円と買掛金50,000円の記帳
借方:仕入 50,000円
商品を購入し、在庫として計上します。
貸方:買掛金 50,000円
仕入に対して後日支払うことを約束した金額を記録します。
この仕訳は、商品の仕入取引を示す書き方になっています。仕入れた商品は在庫として計上され、買掛金として後日支払う債務を記録します。
3. 2月5日:現金20,000円と売掛金20,000円の記帳
借方:現金 20,000円
売掛金の回収により、現金が増加します。
貸方:売掛金 20,000円
売掛金が回収され、債権が減少します。
この仕訳は、売掛金の回収を示す書き方になっています。現金の増加と売掛金の減少を記録します。
4. 2月10日:買掛金50,000円と現金50,000円の記帳
借方:買掛金 50,000円
買掛金を支払い、債務が減少します。
貸方:現金 50,000円
支払いにより現金が減少します。
この仕訳は、仕入代金の支払いを示す書き方になっています。買掛金の減少と現金の減少を記録します。
5. 2月15日:給料30,000円と現金30,000円の記帳
借方:給料 30,000円
従業員に支払う給料を記録します。
貸方:現金 30,000円
給料の支払いにより現金が減少します。
この仕訳は、給料の支払いを示す書き方になっています。給料として計上される費用と現金の減少を記録します。
記帳の流れ
1.取引の実施
ここで言う「取引」とは、売掛金の発生や買掛金の発生、現金での消耗品購入、給与の支払い、光熱費の引き落とし、売掛金の回収など、帳簿に記録すべき資産、負債、資本、収益、費用に影響を与える事象のことを指します。
仕訳帳の書き方に関する注意点
「売買契約を結んだ」といった事例は、一般的には取引に含まれることが多いですが、資産、負債、資本、収益、費用に実際の変動がないため、ここでは取引には該当しません。
したがって、仕訳帳には何も記入しないという書き方のルールがあります。
2.補助簿への記帳(必要に応じて)
補助簿は、仕訳帳とは異なり必要に応じて作成するもので、必ずしも全ての取引において記帳する必要があるわけではありません。ただし、仕訳帳のように作成が義務付けられている帳簿については、取引内容を漏れなく記入することが重要です。
3.仕訳帳に記入する
仕訳帳は必ず作成しなければならない基本的な帳簿です。取引が発生した日付に従って、順次記帳していきます。
【参考】仕訳帳の前提となる複式簿記とは?
ここまで、仕訳帳の書き方を中心に解説してきました。
この仕訳帳で記載している方法は「複式簿記」という書き方に該当します。
仕訳帳の前提となっている複式簿記という書き方とは一体どんなものなのでしょうか?
複式簿記は、仕訳と呼ばれる方法で取引を仕訳帳に記録・集計する書き方です。つまり、仕訳とは、取引の原因と結果という二つの側面に注目し、複数の勘定科目を組み合わせて仕訳帳に記帳する書き方になります。たとえば、商品を売ってその代金を現金で受け取った場合、「商品を売った」という原因と「現金が増えた」という結果が生じます。この取引を仕訳帳に記録する書き方が基本となります。
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
仕訳帳の前提となる書き方の複式簿記のほかに、単式簿記というものもあります。複式簿記と単式簿記の違いは以下の記事を参考にしてみましょう。
「複式簿記と単式簿記の違いとは?書き方などをわかりやすく解説」
複式簿記では、仕訳帳に仕訳を記録し、その後、仕訳帳から勘定科目の増減を転記して記録する「総勘定元帳」という帳簿を使用します。仕訳帳への書き方に慣れることで、勘定科目を整理しやすくなります。
さらに、複式簿記では勘定科目を資産、負債、純資産、収益、費用の5つに分類し、これらを集計して、特定の時点での財政状況を示す「貸借対照表」や、一定期間の収益を示す「損益計算書」を作成します。このように、仕訳帳の書き方が簿記の基本となり、正確な財務書類の作成に役立ちます。
4.総勘定元帳への転記
最後に、仕訳帳に記載された内容を勘定科目ごとに総勘定元帳に転記します。この際、転記漏れや記載ミスがないように十分に注意する必要があります。
帳簿付けの流れとして、仕訳帳の記入が終わった後に行う作業が、総勘定元帳への転記です。総勘定元帳は、仕訳帳と並ぶ経理の重要な帳簿であり、複式簿記の基盤となる帳簿です。そのため、仕訳帳から総勘定元帳への転記は、しっかりと理解しながら行うことが重要です。
また、総勘定元帳は、勘定科目ごとに分けて作成されるため、現金総勘定元帳や銀行総勘定元帳など、複数の総勘定元帳が存在します。仕訳帳が取引を時系列で記録するのに対し、総勘定元帳は勘定科目ごとに取引の内容や残高を把握できる帳簿です。
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
仕訳帳は試算表や決算書を作成するうえでなくてはならないものです。仕訳帳の詳細な書き方を解説した以下の記事がおすすめです。
「帳簿とは?主要簿・補助簿の違いと役割、作成の流れや記帳方法を解説」
仕訳帳の書き方が分からなくても安心!仕訳帳の記入を自動化するメリット
これまでは手書きの帳簿作成について説明してきましたが、現在は多くの企業がIT化に伴い会計ソフトを導入しています。
会計ソフトを使うことで、経理の知識があまりなくてもソフトのガイドに従って入力するだけで正しい仕訳を簡単に作成できるうえ、仕訳を入力するだけで仕訳帳や総勘定元帳、各種補助簿が自動的に作成されます。したがって、仕訳帳に記入する時間が大幅に減少するようになりました。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
今まで仕訳帳に触れてこず書き方が分からない方にとっても、仕訳帳がより容易になりました。
仕訳帳の書き方に関するおすすめ記事
また、決算書類や税務申告に関連する書類も作成でき、法改正があっても最新の会計ソフトなら対応してくれます。仕訳帳の記入を自動化し、仕訳帳まわりの業務効率を上げるためには、会計ソフトの導入が欠かせません。
「経理担当者必見!仕訳帳の書き方と効率化のコツ」
仕訳帳の書き方のコツ
仕訳帳の書き方のコツ① 仕訳帳と総勘定元帳を関連付ける
仕訳帳から総勘定元帳に転記する際は、総勘定元帳の該当ページを仕訳帳に記載し、関連する項目をすべて写し、残高を計算して総勘定元帳の仕丁欄に仕訳帳のページを記載するという書き方をします。このプロセスは簡単に思えますが、ミスがあるとペナルティが発生するので注意が必要です。
仕訳帳の書き方ガイド編集部
仕丁欄とは、その仕訳が記入されている仕訳帳の丁数(ページ数)を記入する箇所のことを言います。
まず、仕訳帳と総勘定元帳を関連づける書き方をすることが重要です。仕訳帳と総勘定元帳のページを相互に参照できるように仕丁欄に記載しましょう。特に「諸口」の場合、詳細は仕訳帳で確認する必要があるため、この関連づけが明確になる書き方が特に重要になってきます。
仕訳帳の仕丁欄に関する記事:「仕訳帳とは?総勘定元帳とは?記入方法~転記のやり方まで」
仕訳帳の書き方のコツ② 仕訳帳の借方と貸方に注意
勘定科目の「借」と「貸」の違いを理解することがポイントです。資産や費用は「借」がプラスになり、資本や収益は「貸」がプラスになります。
一見、借方と貸方の概念は簡単に理解できますが、プラスマイナスの計算を間違えると、残高がずれて所得税額が変わってしまうので慎重に仕訳帳に記入するようにしてください。
まとめ
仕訳帳は会社の日々の膨大な取引を全て記録しておくものです。この仕訳帳の情報を元に試算表や決算書が作成され、税金を支払うことになります。したがって、会社にとって仕訳帳はとても重要なものになります。
仕訳帳の書き方が不明、仕訳帳の書き方に自信がない、仕訳帳に記入する時間を短縮したい場合は会計ソフトの導入を検討しましょう。
合わせて読みたい「税理士に記帳代行を依頼する時の費用」に関するおすすめ記事
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