融資はブラックリストでも受けられる?審査への影響・信用情報の確認方法を解説
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公開日:2026年7月
更新日:2026年7月21日
「過去にクレジットカードの支払いを延滞した」「債務整理をしたことがある」「ローン審査に何度も落ちている」といった事情があると、ブラックリストでも融資を受けられるのか不安になる方は少なくありません。特に、事業資金が必要な個人事業主や法人経営者にとって、融資を受けられるかどうかは、今後の事業継続にも関わる重要な問題です。
結論からいうと、ブラックリストの懸念があるからといって、すべての融資を受けられないと決まるわけではありません。ただし、信用情報に長期延滞や債務整理などの情報が登録されている場合、銀行カードローンや消費者金融などの個人向け融資では、審査通過が難しくなるのが一般的です。
一方、事業資金を目的とした融資では、代表者個人の信用情報だけでなく、事業内容、資金使途、自己資金、売上、利益、返済原資なども審査されます。そのため、融資とブラックリストの関係を正しく理解するには、個人向け融資と事業資金融資を分けて考えなければなりません。
また、「融資 ブラックリスト」と検索すると、「ブラックでも必ず借りられる」「審査なしで即日融資」といった情報が見つかることがあります。しかし、審査なしを強調する業者のなかには、違法な貸金業者や高額な手数料を請求する業者が紛れている可能性があります。
本記事では、融資とブラックリストの関係、信用情報が登録される原因と期間、銀行や日本政策金融公庫の融資審査への影響、自分の信用情報を確認する方法を詳しく解説します。ブラックリストの懸念がある人が融資を申し込む前に行うべき対策や、融資が難しい場合の資金調達方法も紹介するため、安全に資金を確保するための判断材料としてお役立てください。
目次
- 創業融資が受けられるか、今すぐチェック!
簡単シミュレーションで融資額を診断 - 結論|ブラックリストでも融資の可能性はゼロではないが審査は厳しくなる
- 融資で問題になるブラックリストとは?
- ブラックリストが融資審査に与える影響
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと①:CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターで信用情報を開示する
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと②:信用情報開示報告書のどこを確認する?
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと③:登録内容に誤りがある場合は登録元会社へ確認する
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと④:現在の延滞・未払い・既存借入を整理する
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑤:短期間に複数の融資へ申し込まない
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑥:事業計画書・資金繰り表・返済計画を準備する
- ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑦:必要資金・調達時期・許容コストから申込先を選ぶ
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法①:日本政策金融公庫や制度融資
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法②:有担保融資・不動産担保ローン
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法③:生命保険の契約者貸付や質屋を利用する
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法④:売掛金がある事業者はファクタリングを比較する
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑤:支払いを延ばしたい場合は請求書カード払いを検討する
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑥:補助金・助成金・出資は融資との違いを理解する
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑦:「ブラックでも審査なし」とうたう違法業者を避ける
- ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑧:融資支援を依頼する専門家の選び方
- まとめ|ブラックリストの懸念がある場合は信用情報と返済計画を確認しよう
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結論|ブラックリストでも融資の可能性はゼロではないが審査は厳しくなる

「融資 ブラックリスト」と検索している方が最初に知っておきたいのは、ブラックリストだから一律に融資を受けられないわけではないということです。
ただし、信用情報に長期延滞、代位弁済、債務整理、強制解約などの情報が残っている状態では、金融機関から返済リスクが高いと判断されやすくなります。そのため、信用情報に問題がない人と比べれば、融資審査が厳しくなることは避けにくいでしょう。
重要なのは、単純に「ブラックかどうか」だけで判断せず、次の状況を分けることです。
- 現在も支払いの延滞や未払いが続いている
- すでに完済したが、信用情報に異動情報が残っている
- 完済や契約終了から一定期間が経過している
- 登録内容に誤りがある可能性がある
- 信用情報に問題はないが、収入や事業内容など別の理由で審査に落ちている
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事
現在も延滞が続いている場合と、過去に延滞したものの現在は完済している場合では、融資審査に与える影響が異なります。ブラックリストの懸念がある人は、融資先を探す前に、自分がどの状態に該当するかを確認する必要があります。
個人向け融資は信用情報の影響を受けやすい
消費者金融のカードローン、銀行カードローン、住宅ローン、マイカーローンなど、個人を対象とした融資では、申込者本人の信用情報が重要な審査材料になります。
金融機関や貸金業者は、年収、勤務先、勤続年数、既存借入、毎月の返済額などとともに、過去のクレジットやローンの契約内容、返済状況を確認します。信用情報に長期延滞や債務整理などが登録されていると、約束どおり返済されない可能性が高いと判断され、融資を受けることが難しくなります。
SoVa税理士お探しガイド編集部
たとえ希望する融資額が10万円や50万円などの少額であっても、ブラックリストなら必ず審査が緩くなるわけではありません。「少額融資ならブラックリストでも通る」と一律に考えるのは危険です。
事業資金融資では信用情報以外の項目も審査される
個人事業主や法人が受ける事業資金融資では、信用情報に加えて、事業そのものの返済能力も審査されます。
主な審査項目には、次のようなものがあります。
- 融資を受けた資金の使い道
- 売上や利益の推移
- 今後の事業見通し
- 毎月の資金繰り
- 借入金を返済できる利益やキャッシュフロー
- 既存借入の金額と返済状況
- 税金や社会保険料の納付状況
- 代表者の事業経験
- 創業時の自己資金
- 法人と代表者個人の資金管理
日本政策金融公庫が公表している創業融資に関する資料でも、自己資金、経営者の経験・能力、返済可能性、資金使途などが審査上の主な着眼点として挙げられています。したがって、事業融資では信用情報だけで審査結果が決まるわけではありません。
SoVa税理士お探しガイド編集部
ただし、事業の売上が伸びているからといって、代表者のブラックリストが必ず無視されるわけではありません。創業直後や小規模法人では、会社と代表者の関係が密接であり、代表者保証を求められることもあります。
特に、会社の実績が少ない場合は、代表者の経験、資金管理、過去の返済状況などが判断材料になりやすいため、「法人融資ならブラックリストでも問題ない」と断定することはできません。
最初に信用情報・資金使途・返済原資を確認する
ブラックリストの懸念がある状態で融資を検討する場合は、いきなり複数の金融機関へ申し込むのではなく、次の3点を確認しましょう。
1つ目は、自分の信用情報にどのような内容が登録されているかです。過去に延滞した記憶があっても、すでに情報が削除されている可能性があります。反対に、本人が把握していない契約や未払いが残っていることもあります。
2つ目は、融資を受けた資金を何に使うのかです。生活費の補填なのか、事業の仕入れ、人件費、設備投資、広告費なのかによって、選ぶべき融資は変わります。
3つ目は、返済原資です。毎月どの収入から、いくらを返済するのかを説明できない状態では、信用情報に問題がなくても融資審査に通りにくくなります。
ここがポイント!
融資とブラックリストの問題を解決するには、借りられる金融機関を無作為に探すのではなく、自分の状況を整理したうえで、融資の種類と申込先を選ぶことが重要です。
融資で問題になるブラックリストとは?

ブラックリストという言葉は広く使われていますが、CICやJICCなどに「ブラックリスト」という名称の名簿が存在するわけではありません。
一般にブラックリストとは、信用情報機関に長期延滞、保証履行、債務整理、強制解約など、返済上の問題を示す情報が登録されている状態を指す俗称です。
融資のブラックリストについて正しく理解するためには、信用情報に何が登録され、金融機関がどのように利用しているかを確認する必要があります。
ブラックリストという名称の名簿は存在しない
信用情報機関が保有しているのは、個人のクレジットカードやローンに関する契約内容、借入残高、返済状況、申込履歴などです。
信用情報機関が「この人には融資をしてはいけない」と決めているわけではありません。各金融機関や貸金業者が、信用情報機関から提供された情報と、自社が保有する情報、申込者の収入や事業状況を組み合わせて審査します。
SoVa税理士お探しガイド編集部
したがって、信用情報に異動が登録されていない場合でも、年収、既存借入、勤務状況、事業実績、返済計画などが原因で融資審査に落ちることがあります。
一方、ブラックリストの情報が一定期間を経過して削除されても、それだけで融資審査への通過が保証されるわけではありません。信用情報機関は情報を管理する機関であり、融資の合否を決める機関ではないためです。
信用情報に登録される主な原因
融資のブラックリストにつながる代表的な原因には、長期延滞、保証会社による代位弁済、債務整理、強制解約などがあります。
CICの信用情報開示報告書では、返済日から61日以上または3か月以上の支払遅延、保証会社による保証履行、破産手続開始決定などに該当する場合、「異動」と表示されます。
気をつけておきたい注意点
ただし、61日未満の延滞なら融資審査にまったく影響しないという意味ではありません。CICの開示報告書には、毎月の入金状況も記録されます。短期間の遅れでも、入金状況に未入金や一部入金を示す記号が続いていれば、金融機関が返済管理に問題があると判断する可能性があります。
JICCには、入金日、残高、完済日、延滞などの返済状況に加え、債務整理、保証履行、強制解約、破産申立てなどの取引事実が登録されます。
そのため、融資のブラックリストに該当するかどうかは、「自己破産をしたか」だけでは判断できません。クレジットカードの長期延滞や携帯端末代金の分割払い、保証会社による代位弁済なども確認する必要があります。
CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターの違い
日本で個人の信用情報を扱う主な機関は、CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つです。
| 信用情報機関 | 主な加盟会員・関連する取引 | 主に確認できる情報 |
|---|---|---|
| CIC | クレジットカード会社、信販会社、消費者金融など | クレジット、分割払い、ローンの契約・返済状況 |
| JICC | 消費者金融、クレジット会社、金融機関など | 貸付契約、借入残高、延滞、債務整理、強制解約など |
| 全国銀行個人信用情報センター | 銀行、信用金庫、農協など | 銀行ローン、延滞、代位弁済、強制回収、官報情報など |
どれか1つを開示すれば、すべての信用情報を確認できるわけではありません。全国銀行個人信用情報センターも、本人開示ではJICCやCICに登録されている情報までは確認できず、それぞれの機関に開示を申し込む必要があると案内しています。
過去に利用したクレジットカード、消費者金融、銀行ローンなどが複数ある場合は、3機関すべての信用情報を確認することも検討しましょう。
なお、信用情報機関の間では、延滞や代位弁済などの一部情報が交流されています。そのため、「消費者金融での延滞は銀行融資に絶対分からない」と考えるのは適切ではありません。
ブラックリストの情報は何年で消える?
「融資 ブラックリスト」で検索する人の多くが気になるのが、信用情報は何年で消えるのかという点です。
一般的には5年程度と説明されることが多いものの、実際の登録期間は、信用情報機関、契約時期、登録情報の種類、契約終了日などによって異なります。
| 信用情報機関 | 主な情報の登録期間 |
| CIC | 申込情報は照会日から6か月間、クレジット情報は契約期間中および契約終了後5年以内 |
| JICC | 原則として契約継続中および契約終了後5年以内 |
| 全国銀行個人信用情報センター | 取引情報は契約期間中および契約終了日または完済日から5年を超えない期間、官報情報は決定日から7年を超えない期間 |
SoVa税理士ガイド編集部
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
おすすめ記事:【2026年最新版】ブラックリストに載ってしまった場合の資金調達方法は?あきらめずかつリスクが低い方法を紹介
CICでは、申込情報が照会日から6か月間、契約内容や支払状況を示すクレジット情報が契約期間中および契約終了後5年以内保有されます。
JICCでは、2019年10月1日以降の契約について、返済状況や債務整理などの情報が契約継続中および契約終了後5年以内登録されるのが原則です。契約時期や情報の種類によって扱いが異なるため、開示結果に記載された内容を確認する必要があります。
全国銀行個人信用情報センターでは、ローンなどの取引情報が契約期間中および契約終了日から5年を超えない期間登録されます。完済していない場合は完済日が基準となり、破産手続開始決定などの官報情報は決定日から7年を超えない期間登録されます。
SoVa税理士ガイド編集部
ここで注意したいのは、「延滞が始まった日から5年経てば自動的に消える」とは限らないことです。契約が終了していない場合や未払いが残っている場合、時間だけが経過しても問題が解決しない可能性があります。
ブラックリストがいつ消えるかを推測だけで判断せず、完済日、契約終了日、異動発生日、保有期限を開示報告書で確認しましょう。
携帯料金や税金の滞納でもブラックリストになる?
携帯電話料金の滞納については、通信料金と端末代金を分けて考える必要があります。
月々の携帯料金にスマートフォン本体の分割代金が含まれている場合、その端末代金は割賦契約です。端末代金の支払いを長期間延滞すれば、信用情報に登録され、将来のクレジットカードや融資審査に影響する可能性があります。
一方、通話料金や通信料金だけの未払いが、CICなどの信用情報にそのまま異動として登録されるとは限りません。ただし、通信料金をクレジットカードで支払っており、カード代金を延滞した場合は、クレジットカードの支払遅延として記録される可能性があります。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事:申し込みブラックでも借りれる消費者金融11選【2026年最新】審査を通過するための完全ガイド
税金や社会保険料の滞納についても、CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターに通常のローン延滞と同じ形式で登録されるとは限りません。
しかし、事業融資では納税証明書や決算書、預金口座などを確認されることがあります。税金や社会保険料の滞納があれば、資金管理や返済能力に不安があると判断される可能性があるため、信用情報に載っていないから融資審査に影響しないとはいえません。
ブラックリストが融資審査に与える影響

ブラックリストが融資に与える影響は、利用する金融機関や融資商品によって異なります。個人向けカードローンでは申込者本人の信用情報が中心になります。一方、法人融資では、法人の決算内容や事業計画、返済原資なども重視されます。
ここでは、銀行融資、消費者金融、日本政策金融公庫、法人融資などに分けて、融資とブラックリストの関係を解説します。
ブラックリストが融資審査に与える影響①:銀行融資・銀行カードローン
銀行カードローンや個人向けローンでは、申込者の信用情報、収入、既存借入、勤務状況などが審査されます。
長期延滞や代位弁済などの情報が登録されている場合、返済リスクが高いと判断されやすく、審査通過は難しくなるでしょう。
SoVa税理士お探しガイド編集部
特に、現在も延滞している場合は、新たな返済負担を増やすことになるため、融資を受けられる可能性は低くなります。
銀行の事業融資でも、個人事業主や代表者保証を付ける法人の場合は、代表者個人の信用状況を確認される可能性があります。
ただし、銀行によって審査基準は異なります。信用保証協会の保証付き融資か、銀行が直接リスクを負うプロパー融資かによっても審査の仕組みが異なるため、「ブラックリストならすべての銀行融資が一律に不可能」とまでは断定できません。
ブラックリストが融資審査に与える影響②:消費者金融・ビジネスローンへの影響
消費者金融やノンバンクの融資でも、審査なしで借りられるわけではありません。
大手消費者金融だけでなく、中小の貸金業者も、申込者の収入、借入状況、返済能力などを確認します。中小貸金業者は独自の審査基準を採用している場合がありますが、「ブラックリストでも必ず融資可能」という意味ではありません。
また、貸金業者による個人向け貸付けには、原則として借入総額を年収の3分の1までとする総量規制があります。すでに借入額が大きい場合は、信用情報の異動がなくても、追加融資を受けられない可能性があります。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事
個人事業主が事業資金を借りる場合は、一定の条件を満たすことで総量規制の例外貸付けとして扱われることがあります。ただし、事業計画、収支計画、返済能力などの審査がなくなるわけではありません。
ビジネスローンは、銀行融資よりも早く審査される商品がある一方、金利が高くなる場合があります。ブラックリストの懸念がある人は、借りられるかだけでなく、毎月の返済額や総返済額まで計算して判断することが重要です。
ブラックリストが融資審査に与える影響③:日本政策金融公庫の融資への影響
日本政策金融公庫は、創業者や小規模事業者などを支援する政策金融機関です。民間金融機関から融資を受けにくい創業前後の事業者でも、利用を検討できる融資制度があります。

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ただし、日本政策金融公庫の融資にも審査があります。「公庫ならブラックリストでも必ず融資を受けられる」「個人の信用情報はまったく見られない」と考えるのは適切ではありません。
日本政策金融公庫では、創業融資の審査において、自己資金、経営者の経験や能力、返済可能性、資金使途などが重要な着眼点として示されています。
融資 ブラックリストの懸念がある人が日本政策金融公庫へ申し込む場合は、少なくとも次の内容を整理しておく必要があります。
- なぜ過去に延滞や債務整理が発生したのか
- 現在は延滞や未払いが解消されているか
- 同じ問題が再発しない根拠があるか
- 自己資金をどのように準備したか
- 借入金を何に使うのか
- 売上予測の根拠は何か
- 毎月いくら返済できるか
- 売上が計画を下回った場合でも返済できるか
日本政策金融公庫のインターネット申込みでは、創業前または創業後間もない場合は創業計画書、既存事業者は企業概要書や確定申告書・決算書などの提出が求められます。設備資金を申し込む場合は、見積書も必要です。
信用情報に不安がある場合こそ、希望的な売上予測を並べるのではなく、資金使途と返済可能性を数字で説明できるようにしましょう。
ブラックリストが融資審査に与える影響④:個人事業主の事業資金融資への影響
個人事業主は、事業と個人が法律上完全に分離されているわけではありません。そのため、事業資金の融資でも、事業主本人の信用情報や個人借入が審査に影響しやすくなります。
事業の利益が出ていても、個人のカードローン返済が多い、税金を滞納している、生活費と事業資金が混在しているといった状況では、返済余力を判断しにくくなります。
ここがポイント!
個人事業主が融資のブラックリストに不安を感じている場合は、事業用口座と個人用口座を分け、毎月の売上、仕入れ、経費、生活費を整理することが重要です。
融資の審査担当者が確認したいのは、単に売上があるかではありません。売上から仕入れ、人件費、家賃、税金、生活費、既存借入の返済を差し引いた後に、新しい融資を返済できる資金が残るかが重要です。
ブラックリストが融資審査に与える影響⑤:法人代表者がブラックリストの場合の法人融資
法人には法人格があるため、代表者個人とは別の契約主体です。しかし、中小企業や創業直後の会社では、法人の実績が少なく、経営者個人への依存度が高い傾向があります。
そのため、法人名義の融資であっても、代表者保証を付ける場合や、代表者の信用力が返済可能性と密接に関係する場合は、代表者個人の信用情報が審査に影響する可能性があります。
気をつけておきたい注意点
「代表者がブラックリストなら、別の家族を名目上の代表者にすればよい」と考えるのは避けましょう。実際の経営者と登記上の代表者が異なる場合、経営実態や資金の流れについて説明を求められる可能性があります。
名義だけを変更して融資を受けようとすると、金融機関から不自然な取引と判断されるおそれがあります。法人融資を検討する場合は、代表者を形式的に変更するのではなく、現在の延滞を解消し、法人の業績、資金繰り、返済計画を整えることが基本です。
ブラックリストが融資審査に与える影響⑥:担保や保証人がいれば融資を受けられる?
ブラックリストでも、不動産などの担保や保証人を用意すれば融資を受けられると考える人もいます。
確かに、担保や保証人は、金融機関が融資リスクを判断する材料の一つです。しかし、担保や保証人がいれば、申込者本人の信用情報や返済能力が一切確認されなくなるわけではありません。
融資の基本は、事業や収入から返済することです。担保の処分や保証人への請求は、返済できなくなった場合の補完手段にすぎません。
また、担保融資では、返済できなければ不動産などを失う可能性があります。家族や知人に保証人を依頼した場合は、本人が返済できなくなったときに保証人へ返済義務が移る可能性もあります。
ブラックリストで融資を受けにくいからという理由だけで担保や保証人を用意するのではなく、返済不能になった場合の影響まで理解しておきましょう。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事:ブラックリストの懸念がある人に向けた資金調達方法を解説
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと

融資 ブラックリストの懸念がある人は、融資先を探す前に信用情報と家計・事業の状況を確認する必要があります。
焦って複数社へ同時に申し込むと、申込履歴が短期間に増え、さらに審査で慎重に判断される可能性があります。
ここでは、ブラックリストの可能性がある人が融資を申し込む前に行うべきことを、順番に解説します。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと①:CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターで信用情報を開示する
最初に行うべきことは、本人開示制度を利用して、自分の信用情報を確認することです。
CICでは、加盟するクレジット会社などとの契約内容、支払状況、残高、申込情報などを本人が確認できます。
JICCでは、スマートフォンアプリまたは郵送で信用情報を開示できます。全国銀行個人信用情報センターでは、インターネットまたは郵送による本人開示に対応しています。
CICについても、インターネット開示と郵送開示が用意されています。ただし、手続き方法、本人確認方法、手数料などは変更されることがあるため、申込み時点の公式情報を確認してください。
SoVa税理士ガイド編集部
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
どの信用情報機関を開示するかは、過去に利用した金融商品から判断します。
クレジットカードや信販会社の分割払いを利用していた場合はCIC、消費者金融や貸金業者からの借入れがある場合はJICC、銀行カードローンや住宅ローンを利用していた場合は全国銀行個人信用情報センターを確認するのが基本です。
利用先を正確に覚えていない場合や複数の金融商品を利用していた場合は、3機関すべての開示を検討しましょう。

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ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと②:信用情報開示報告書のどこを確認する?
信用情報を開示したら、単に「異動」という文字があるかだけでなく、次の項目を確認します。
- 契約している会社名
- 契約の種類
- 契約日
- 契約額や利用可能枠
- 現在の残高
- 毎月の入金状況
- 延滞や異動の有無
- 異動が発生した日
- 延滞を解消した日
- 完済日
- 契約終了日
- 情報の保有期限
- 最近の申込履歴や照会履歴
特に注意したいのが、完済と契約終了の違いです。
残高をすべて返済していても、クレジットカードやカードローンの契約自体が継続している場合があります。登録期間の起算点に契約終了日が関係することがあるため、完済しただけで情報がすぐ消えるとは限りません。
また、使っていないカードローンの利用可能枠が残っている場合、金融機関によっては将来借り入れる可能性のある枠として考慮することがあります。不要な契約がある場合は、解約の必要性も検討しましょう。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと③:登録内容に誤りがある場合は登録元会社へ確認する
信用情報の開示結果に、利用した覚えのない契約や、すでに支払ったはずの残高が記載されていることがあります。
登録内容が事実と異なる場合は、信用情報機関ではなく、その情報を登録したクレジット会社や金融機関へ確認するのが原則です。
CICも、登録内容が事実であれば訂正・削除できず、誤りが判明した場合は登録元会社が訂正・削除すると案内しています。
気をつけておきたい注意点
「ブラックリストを消します」「信用情報を有料で削除します」と勧誘する業者には注意しましょう。正しい情報を、本人の希望だけで削除してもらうことはできません。
一方、登録内容が明らかに誤っている場合や、免責確定後も情報が適切に更新されていない場合などは、証明書類を準備して登録元会社へ確認する必要があります。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと④:現在の延滞・未払い・既存借入を整理する
現在も返済を延滞している場合は、新しい融資を探す前に、延滞の解消や返済条件の相談を優先します。
既存借入の返済に新たな借入金を充てる状態が続くと、借入残高と利息負担が増え、資金繰りがさらに悪化する可能性があります。
まず、次の内容を一覧にしましょう。
- 借入先
- 現在の残高
- 金利
- 毎月の返済額
- 返済日
- 延滞の有無
- 完済予定日
- 担保や保証人の有無
事業者の場合は、借入金だけでなく、税金、社会保険料、買掛金、外注費、家賃、リース料などの支払予定も含めて整理します。
SoVa税理士お探しガイド編集部
すでに毎月の返済が困難な場合は、追加融資を申し込むよりも、金融機関への返済条件変更の相談や、弁護士などへの債務相談を検討すべきケースもあります。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑤:短期間に複数の融資へ申し込まない
融資に落ちるのが不安だからといって、短期間に複数のカードローンや金融機関へ申し込むのは避けた方がよいでしょう。
CICでは、クレジットやローンの申込情報が照会日から6か月間保有されます。
複数の申込履歴があるだけで必ず審査に落ちるわけではありません。しかし、短期間に多数の融資を申し込んでいると、急いで資金を必要としている、他社の審査に落ちている、借入れを増やそうとしていると判断される可能性があります。
ブラックリストの懸念がある人ほど、申込先を絞ることが大切です。融資の対象者、資金使途、必要書類、返済期間、金利などを確認し、自分の状況に合う金融機関へ申し込みましょう。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑥:事業計画書・資金繰り表・返済計画を準備する
事業資金の融資では、ブラックリストの有無だけでなく、融資した資金を事業から返済できるかが重要です。事業計画書には、単に「売上を増やす」「顧客を獲得する」と書くのではなく、数字の根拠を示す必要があります。
例えば、売上予測を作る場合は、客単価、顧客数、営業日数、成約率、既存顧客数などに分解します。
月商300万円を目標とするなら、次のように説明できる状態が望ましいでしょう。
月商300万円=平均単価10万円×月30件
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事
さらに、月30件の受注をどのように獲得するのか、既存顧客から何件、Web集客から何件、紹介から何件を見込むのかを説明します。
返済計画では、売上ではなく、事業から実際に残る資金を確認します。売上から仕入れ、人件費、家賃、広告費、税金、代表者の生活費などを差し引き、借入金を返済しても資金不足にならないかを計算しましょう。
日本政策金融公庫も、創業時には自己資金の蓄積過程や、予想売上高の根拠、借入依存の高い計画になっていないかを確認する重要性を示しています。
ブラックリストの懸念がある人が融資前にやるべきこと⑦:必要資金・調達時期・許容コストから申込先を選ぶ
融資先は、「ブラックリストでも借りられそうか」という基準だけで選ばないことが大切です。
最低限、次の項目を比較しましょう。
- 融資対象者
- 資金使途
- 融資希望額
- 金利
- 保証料
- 事務手数料
- 返済期間
- 据置期間
- 担保や保証人
- 必要書類
- 融資実行までの期間
- 毎月の返済額
- 総返済額
SoVa税理士お探しガイド編集部
審査が早い融資でも、金利が高く返済期間が短ければ、毎月の返済負担が大きくなります。反対に、低金利の融資でも、審査や入金までに時間がかかれば、直近の支払いに間に合わない可能性があります。
「いくら借りられるか」ではなく、「必要額はいくらか」「毎月いくらまでなら返済できるか」を先に決めることが、無理な借入れを防ぐポイントです。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法

信用情報に問題があり、銀行や消費者金融からの融資が難しい場合でも、資金を確保する方法がまったくないとは限りません。
ただし、資金調達方法によって、利用条件、費用、返済義務、リスクが大きく異なります。
融資 ブラックリストの状態で資金調達を急いでいるときほど、「すぐに現金が手に入るか」だけでなく、将来の資金繰りへの影響を確認しましょう。

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日本政策金融公庫の審査期間はどれくらい?融資までの期間を解説!
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法①:日本政策金融公庫や制度融資
事業資金が必要な場合は、日本政策金融公庫や自治体の制度融資を検討できます。
自治体の制度融資は、自治体、金融機関、信用保証協会が連携して中小企業や創業者の資金調達を支援する仕組みです。自治体によっては、信用保証料や利息の一部を補助する制度が設けられています。
ただし、公的な融資だからブラックリストでも無条件で利用できるわけではありません。金融機関や信用保証協会などによる審査があり、返済能力、資金使途、税金の納付状況などを確認されます。
申込みを検討するときは、自治体の対象地域、事業年数、融資対象者、資金使途、限度額、金利、保証料などを確認しましょう。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法②:有担保融資・不動産担保ローン
土地や建物などの資産を保有している場合は、不動産担保ローンなどの有担保融資を検討できることがあります。有担保融資では、不動産の価値が審査材料になるため、無担保融資とは異なる判断が行われます。
ただし、ブラックリストでも必ず融資を受けられるわけではなく、本人の返済能力、既存の抵当権、物件の所在地、流動性なども審査されます。
最大の注意点は、返済できなければ担保に入れた不動産を失う可能性があることです。自宅や事業所を担保にする場合は、返済不能となった場合の生活・事業への影響を慎重に考えましょう。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法③:生命保険の契約者貸付や質屋を利用する
解約返戻金のある生命保険に加入している場合は、契約者貸付を利用できる可能性があります。
契約者貸付は、解約返戻金の一定範囲内で保険会社から資金を借りる仕組みです。一般的なカードローンとは仕組みが異なり、利用可能額は加入している保険契約によって決まります。
ただし、返済せずに元利金が増えると、保険契約が失効したり、受け取れる保険金が減ったりする可能性があります。
質屋は、時計、貴金属、ブランド品などを担保として預け、査定額の範囲内で資金を受け取る方法です。返済できなければ預けた品物の所有権を失いますが、通常はカードローンのように無担保で多額の資金を借りる仕組みではありません。
いずれも利用できる資産や契約がある人に限られるため、誰でも利用できる資金調達方法ではありません。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法④:売掛金がある事業者はファクタリングを比較する
商品やサービスをすでに提供しており、将来入金される売掛金がある場合は、ファクタリングを検討できます。ファクタリングは、事業者が保有する売掛債権を期日前に売却して現金化する仕組みで、法的には融資ではなく債権の売買です。
融資ではないため、一般的なローンとは審査の視点が異なり、利用者本人よりも売掛先の信用力や売掛債権の実在性が重視される傾向があります。
気をつけておきたい注意点
ただし、ファクタリングを利用するには、実在する売掛債権が必要です。これから創業する人や、個人の生活費が必要な人は利用できません。また、手数料が差し引かれるため、将来受け取れる売掛金が減ります。繰り返し利用すると、入金のたびに手数料負担が発生し、資金繰りが改善しにくくなる可能性があります。
金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けや、実質的に貸付けと同じ機能を持つ取引に注意するよう呼びかけています。買戻し義務や償還請求権の有無、契約解除時の負担などを確認しましょう。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑤:支払いを延ばしたい場合は請求書カード払いを検討する
取引先への請求書支払いが迫っている一方、売上の入金まで時間がある場合は、請求書カード払いを利用できることがあります。
請求書カード払いは、サービス会社が利用者に代わって取引先へ銀行振込を行い、利用者はクレジットカードで代金と手数料を支払う仕組みです。
売掛金を早く現金化するファクタリングとは異なり、請求書カード払いは、買掛金や外注費などの支払い時期をカードの引落日まで延ばす方法です。
SoVa税理士お探しガイド編集部
ただし、利用するには有効なクレジットカードと利用可能枠が必要です。ブラックリストによりカードが停止・解約されている場合や、利用可能枠が不足している場合は使えません。
さらに、カードの引落日までに資金を準備できなければ、支払いを先送りしただけになります。将来の入金日とカードの引落日を確認したうえで利用しましょう。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑥:補助金・助成金・出資は融資との違いを理解する
補助金や助成金は、原則として返済が不要な資金です。そのため、融資 ブラックリストの影響を直接受けにくい制度もあります。
ただし、補助金は申請すれば必ず受け取れるものではありません。審査や採択があり、対象経費を支払った後に補助金が支給される後払い方式も多いため、明日の支払いに必要な資金を調達する方法には向かないことがあります。
出資は、投資家などから資金を受け入れる方法です。借入金ではないため元金返済は原則不要ですが、株式や持分を渡すことで、経営への発言権や利益の分配が発生します。
融資が受けられないからといって、すぐに出資を選ぶのではなく、経営権への影響、契約条件、将来の株式譲渡などを確認しましょう。
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑦:「ブラックでも審査なし」とうたう違法業者を避ける
「ブラックリストでも100%融資」「審査なし」「他社で断られた人でも即日入金」などの言葉で勧誘する業者には注意が必要です。
気をつけておきたい注意点
正規の貸金業者が融資を行う場合、返済能力を確認する審査が行われます。まったく審査せず、誰にでも融資すると強調する業者は、違法な高金利、個人情報の悪用、犯罪への加担要求などにつながる可能性があります。
借入れを検討する場合は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスを利用し、業者名、登録番号、所在地、電話番号が一致しているか確認しましょう。貸金業を行うには登録が必要であり、金融庁も借入先が登録業者か確認するよう案内しています。
特に、次のような業者は避けるべきです。
- 融資前に保証金や手数料を振り込ませる
- 実際に会わずSNSだけで取引する
- 個人名義の口座へ返済させる
- 携帯電話や銀行口座の譲渡を求める
- 融資の条件として他人を紹介させる
- クレジットカードで商品を購入させ現金化する
- 契約書や金利を明示しない
資金繰りに困っているときほど、即日融資や審査なしという言葉に魅力を感じやすくなります。しかし、違法業者を利用すると、当初必要だった金額以上の損失や犯罪被害につながるおそれがあります。
SoVa税理士ガイド編集部
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
おすすめ記事:ブラックリストでも50万円借りられる可能性があるカードローン8選|即日OKの業者や審査なしで借りる方法も紹介
ブラックリストで融資が難しい場合の資金調達方法⑧:融資支援を依頼する専門家の選び方
ブラックリストの不安があり、事業資金の融資申請を自分だけで進めるのが難しい場合は、税理士、認定経営革新等支援機関、中小企業診断士などへの相談を検討できます。
ただし、専門家へ依頼しても、ブラックリストを消したり、融資審査への通過を保証したりすることはできません。
専門家を比較するときは、料金の安さや成功報酬率だけでなく、次の点を確認しましょう。
- どの融資制度に対応しているか
- 創業計画書だけでなく資金繰り表も確認するか
- 売上予測の根拠まで検証するか
- 融資後の月次会計や返済管理にも対応するか
- 税金や社会保険料の相談ができるか
- 対応範囲と料金が事前に明示されているか
- 弁護士など他の専門家と連携できるか
- 融資通過を保証するような説明をしていないか
特に事業者の場合、融資を受けること自体が最終目的ではありません。融資実行後も、会計記帳、試算表の作成、納税、給与計算、社会保険、返済管理などが続きます。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事:金融ブラックでも資金調達はできる?経営サバイバル8つの手段
顧問料だけで比較するのではなく、税務・労務・経理を一つの窓口で相談できるか、融資後の資金繰りまで継続的に支援してもらえるかを確認するとよいでしょう。
まとめ|ブラックリストの懸念がある場合は信用情報と返済計画を確認しよう

融資 ブラックリストの懸念があるからといって、すべての融資を受けられないと決まるわけではありません。ただし、信用情報に長期延滞、債務整理、代位弁済、強制解約などが登録されている場合、銀行カードローンや消費者金融などの個人向け融資では審査が厳しくなります。
事業資金融資では、ブラックリストだけでなく、資金使途、自己資金、事業経験、売上、利益、既存借入、返済原資なども確認されます。そのため、法人融資や日本政策金融公庫の融資なら、ブラックリストでも無条件で借りられるわけではありません。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事
融資 ブラックリストに不安がある人は、まずCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターで本人開示を行い、現在の登録内容を確認しましょう。完済日や契約終了日、異動情報、申込履歴、保有期限を確認することで、融資へ申し込むべき時期や、先に解決すべき問題を判断できます。
事業資金の融資を検討している場合は、信用情報の確認とあわせて、必要資金、資金使途、売上予測、資金繰り、毎月の返済可能額を整理することが重要です。融資を受けられる金額ではなく、無理なく返済できる金額を基準に申込額を決めましょう。
融資が難しい場合は、売掛金を活用するファクタリング、支払いを延期する請求書カード払い、契約者貸付、補助金、助成金、出資などを比較できます。ただし、それぞれ利用条件や手数料、リスクが異なります。
特に、「ブラックリストでも審査なし」「100%融資可能」などとうたう業者には注意が必要です。資金を急いでいても、登録貸金業者であるか、金利や手数料が明示されているか、契約内容に不審な点がないかを確認してください。
ブラックリストの懸念がある状態で融資を成功させるために必要なのは、申込先を増やすことではありません。信用情報、既存借入、事業計画、返済原資を整理し、自分の状況に合う融資や資金調達方法を選ぶことが重要です。
自分だけで判断するのが難しい場合は、融資申請だけでなく、税務、労務、経理、資金繰りまで一元的に相談できる専門家の活用も検討しましょう。融資を受けた後も安定して返済できる体制を整えることが、事業を継続するうえで最も大切です。
ブラックリストの懸念がある人は融資を受けられるかに関するおすすめ記事:ブラック扱いでも日本政策金融公庫で融資を目指すには?他の資金調達ルートも解説
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