マイクロ法人設立での節税に騙されるなと言われる理由は?メリット・デメリットを解説!
節税対策としてマイクロ法人を設立する個人事業主が増えています。しかし、安易に「マイクロ法人=節税」と考えるのは危険です。「節税に騙されるな」と強く警鐘を鳴らしたいのは、マイクロ法人にはメリットだけでなく、思わぬデメリットが潜んでいるからです。
確かに、マイクロ法人を活用すれば税制のメリットを享受できる可能性があります。しかし、「節税に騙されるな」という言葉の通り、場合によっては社会保険料の負担が増えたり、設立・運営コストが予想以上にかかったりすることもあります。単なる節税目的でマイクロ法人を設立すると、逆に損をするケースもあるため、慎重な判断が必要です。
マイクロ法人は、適切に活用すれば社会的な信用を得る手段にもなりますが、節税だけを目的にすると痛い目を見る可能性もあります。「節税に騙されるな」という意識を持ち、メリットとデメリットを十分に理解したうえで、自分にとって最適なビジネスの形を選びましょう。
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SoVa税理士お探しガイド編集部
本記事では、マイクロ法人の設立手順やそのメリット・デメリットを詳しく解説します。
目次
- マイクロ法人とは?
- マイクロ法人設立での節税に騙されるなと言われる理由
- 節税に騙されるなと言われる理由①:思ったほどの節税効果がなかった
- 節税に騙されるなと言われる理由②:必要経費が想定以上に大きかった
- 節税に騙されるなと言われる理由③:自由に使えるお金が減ってしまった
- 節税に騙されるなと言われる理由④:手続きや事務作業が煩雑化した
- 節税に騙されるなと言われる理由⑤:経営方針を自分で決められなくなった
- 節税に騙されるなと言われる理由⑥:役員を解任されてしまった
- 節税に騙されるなと言われる理由⑦:責任が増して精神を病んでしまった
- 節税に騙されるなと言われる理由⑧:会社の住所に関するトラブルが発生した
- 節税に騙されるなと言われる理由⑨:赤字でも住民税の納税義務が発生する
- 節税に騙されるなと言われる理由⑩:廃業に手間、時間、費用がかかる
- マイクロ法人のメリット
- マイクロ法人と個人事業主の二刀流で節税を狙う際の注意点
- まとめ
マイクロ法人とは?
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マイクロ法人とは、従業員を雇わず代表者自身が1人で事業活動を行う会社のことを指します。近年、「節税対策」としてマイクロ法人を設立する個人事業主やフリーランスが増えていますが、「節税に騙されるな」と強く警告したいところです。安易にマイクロ法人を活用すれば節税できると思っていると、逆に損をすることもあるため、十分な理解が必要です。
マイクロ法人と一般的な法人との違い
マイクロ法人 | 一般的な法人 | |
外部株主や従業員の有無 | なし(代表者一人) | あり |
登記の有無 | あり | あり |
設立の目的 | 節税のために設立するケースも | 事業経営・拡大や社会貢献 |
マイクロ法人には外部の株主や複数の従業員がいません。一般的な法人は株主を募り、役員や従業員を抱えて事業活動を行いますが、マイクロ法人はすべて代表者1人で運営します。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなと言われる理由に関するポイント!
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法的には一般的な会社と同じ扱いですが、マイクロ法人の主な目的が「節税」に偏りがちな点が特徴です。
しかし、「節税に騙されるな」という言葉の通り、マイクロ法人にはデメリットもあります。会社設立には登記や各種手続きが必要で、法人維持のコストや手間がかかるため、節税目的だけでマイクロ法人を作ると期待したほどのメリットが得られないケースもあります。
マイクロ法人と個人事業主との違い
マイクロ法人と個人事業主の違いは、法人化しているかどうかです。しかし、「マイクロ法人=節税」と考えるのは危険です。「節税に騙されるな」と言いたいのは、法人化による社会保険料の増加や税務申告の負担など、デメリットもあるからです。
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確かに、マイクロ法人にすることで法人税制の適用を受け、節税効果が得られる場合もあります。そのため、フリーランス(個人事業主)として事業を行うよりも、マイクロ法人を選ぶ人が増えています。ただし、個人事業主であれば税務署に開業届を提出するだけで事業を開始できますが、マイクロ法人は定款作成や法人登記が必要で、維持にも手間と費用がかかります。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:
「マイクロ法人で節税!」と安易に考える前に、「節税に騙されるな」という視点を持ち、メリット・デメリットをしっかり理解した上で、中長期的な視点で判断することが大切です。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなと言われる理由
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マイクロ法人設立での節税に騙されるなと言われる理由には以下のような理由がよく挙げられます。
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マイクロ法人は節税できる?個人事業主から法人化するおすすめタイミングも解説!
節税に騙されるなと言われる理由①:思ったほどの節税効果がなかった
「マイクロ法人で節税できる」と言われて法人化を決めたのに、実際に運営してみたらほとんど節税できなかったというケースは非常に多いです。
たとえば、個人事業主の所得税は累進課税で5%~45%なのに対し、法人税は15%~23.2%の一定税率で課税されます。そのため、利益が大きい人にとっては法人化のメリットがあるように見えます。しかし、法人化すると社会保険料の負担が発生し、かえってコストが増える場合があるのです。
気をつけておきたい注意点
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特にマイクロ法人の場合、代表1人でも社会保険に強制加入となるため、年間数十万円~100万円以上の支出が発生することも。これが想定外の出費となり、結局節税どころか手取りが減ってしまう人も少なくありません。
また、事業の売上が思ったほど伸びなかった場合、法人税のメリットよりも個人事業の方が税率が低くなるケースもあり、「法人化しなければよかった」と後悔する原因になります。
節税に騙されるなと言われる理由①「思ったほどの節税効果がなかった」への対策
法人化前に、以下の点をしっかりシミュレーションしておきましょう。
- 実際にどれくらいの節税効果があるのか試算する
- 社会保険料の負担を考慮する
- 法人維持に必要な経費を確認する
節税に騙されるなと言われる理由②:必要経費が想定以上に大きかった
マイクロ法人を設立することで、思った以上に経費がかかることがあります。
特に負担が大きいのが社会保険料と言われています。法人化すると、代表者1人でも社会保険(健康保険・厚生年金)への加入が義務となります。これにより、年間数十万~100万円近い支出が発生することも。個人事業主時代は国民健康保険と国民年金で済んでいたのに比べ、大きな負担増となります。
その他の経費増加要因としては以下の通りです。
- 法人登記の費用(登録免許税、司法書士報酬など)
- 会計や税務申告の専門家への依頼費用(顧問税理士の契約料など)
- 事務所を借りる場合の家賃
- 法人用銀行口座の維持費
「マイクロ法人ならコストがかからない」と思っていたのに、意外なところで経費が発生し、結果的に手取りが減るケースも少なくありません。
節税に騙されるなと言われる理由②「必要経費が想定以上に大きかった」への対策
- 法人化前に発生する経費を細かく試算しておく
- できるだけ経費を抑えられる方法を検討する(バーチャルオフィス利用など)
節税に騙されるなと言われる理由③:自由に使えるお金が減ってしまった
法人化すると、個人と法人の資産が明確に分かれるため、売上金を自由に使うことができなくなります。
法人のお金を使いたい場合、以下のいずれかの方法を取る必要があります。
- 役員報酬として受け取る(ただし、法人の利益を圧迫する可能性あり)
- 賞与や退職金として支給(長期的な資金計画が必要)
- 役員貸付金として借りる(利息が発生し、返済義務あり)
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:マイクロ法人設立とは?作り方・年収はいくらから?
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SoVa税理士お探しガイド編集部
個人事業主時代のように、事業の売上からすぐに生活費を引き出せるわけではないため、この点を考慮して法人化する必要があります。
節税に騙されるなと言われる理由③「自由に使えるお金が減ってしまった」への対策
- 法人と個人の資金管理を明確にする
- 役員報酬の設定を慎重に行う
節税に騙されるなと言われる理由④:手続きや事務作業が煩雑化した
法人化すると、個人事業主時代に比べて事務作業が大幅に増えます。
「節税に騙されるな」と言われる際の法人化による手続きの増加例は以下の通りです。
- 法人税・消費税の申告
- 社会保険の手続き
- 株主総会や議事録の作成
- 登記変更や法務局への手続き
これらを自分でやるのは負担が大きく、税理士や社労士に依頼すると費用がかかるため、「こんなに手間がかかるなら法人化しなければよかった」と後悔する人が多いです。
節税に騙されるなと言われる理由④「手続きや事務作業が煩雑化した」への対策
- 事前に法人運営の事務作業を把握する
- 必要なら外部に業務委託する
節税に騙されるなと言われる理由⑤:経営方針を自分で決められなくなった
法人を設立すると、出資者(株主)の影響を受けることになり、個人事業主のように自由に経営判断を下すことが難しくなる場合があります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるケースは以下の通りです。
- 設立時に家族や知人と共同出資したため、意思決定がスムーズに進まない
- 会社の運営方針に口を出されるようになり、ストレスを感じる
- 出資比率によっては、自分の意向が反映されにくくなる
マイクロ法人だからといって必ずしも単独経営が可能とは限らず、状況によっては自分の意思が尊重されないケースもあります。
節税に騙されるなと言われる理由⑤「経営方針を自分で決められなくなった」への対策
- 会社設立時の出資比率を慎重に決める
- 定款に自分の権限を明記しておく
- 可能であれば100%出資で設立する
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マイクロ法人で節税できるのは年収いくらから?節税策と設立の基準を解説!
節税に騙されるなと言われる理由⑥:役員を解任されてしまった
法人を設立したものの、出資者の意向によっては自分が役員を解任されるリスクがあります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるケースは以下の通りです。
- 共同出資者との対立により、自分が会社を追い出される
- 会社の経営不振を理由に、他の役員に解任される
- 株主総会で解任決議が可決され、自分の意向とは関係なく退任を余儀なくされる
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SoVa税理士お探しガイド編集部
マイクロ法人でも、100%自分で出資していない場合はこのようなリスクがあるため注意が必要です。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:それ、違法です!マイクロ法人を正しく設立!賢いあなたの節税ブック
節税に騙されるなと言われる理由⑥「役員を解任されてしまった」への対策
- 会社設立時に自分の権限を明確に定める
- 可能であれば単独出資とする
- 定款や契約書で解任リスクを抑える仕組みを作る
節税に騙されるなと言われる理由⑦:責任が増して精神を病んでしまった
法人を運営すると、経営者としての責任が増加し、精神的に大きな負担がかかることがあります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるケースは以下の通りです。
- 取引先との契約トラブルによりストレスを抱える
- 売上不振や資金繰りの悪化でプレッシャーが増大
- 従業員を雇った場合、雇用責任や労務管理が重荷になる
個人事業主と比べて法人の責任範囲は広くなり、経営者としての重圧を感じる人が多いです。
節税に騙されるなと言われる理由⑦「責任が増して精神を病んでしまった」への対策
- 責任を分担できる仕組みを作る
- 事業規模を無理に拡大せず、安定運営を優先する
- 精神的負担を減らすために専門家(税理士・弁護士など)を活用する
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:
節税に騙されるなと言われる理由⑧:会社の住所に関するトラブルが発生した
マイクロ法人を設立する際、会社の住所をどこにするかが重要なポイントになります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるトラブルは以下の通りです。
- 自宅を法人登記したため、プライバシーの問題が発生
- バーチャルオフィスを利用したが、銀行口座開設が難しくなった
- 賃貸オフィスを借りたものの、コストが想定以上に高くなった
節税に騙されるなと言われる理由⑧「会社の住所に関するトラブルが発生した」への対策
- 自宅登記のリスクを把握した上で判断する
- バーチャルオフィス利用時の制約を事前に確認する
- コストと利便性のバランスを考えて住所を決定する
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マイクロ法人とは?作り方/設立手順と節税効果について解説
節税に騙されるなと言われる理由⑨:赤字でも住民税の納税義務が発生する
法人は、たとえ赤字であっても「法人住民税の均等割」を支払う義務があります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるケースは以下の通りです。
- 事業がうまくいかず赤字になったのに税金を支払う必要がある
- 休眠状態の法人でも毎年住民税を納めなければならない
節税に騙されるなと言われる理由⑨「赤字でも住民税の納税義務が発生する」への対策
- 法人維持コストを事前に計算し、赤字リスクを考慮する
- 収益が安定しない場合は法人化を慎重に検討する
節税に騙されるなと言われる理由⑩:廃業に手間、時間、費用がかかる
法人を廃業する場合、解散手続きや清算手続きが必要になり、個人事業主よりも大きな手間とコストがかかります。
「節税に騙されるな」と言われる際のよくあるケースは以下の通りです。
- 廃業時に司法書士や税理士の費用が発生する
- 手続きが複雑で時間がかかる
- 解散登記を怠ると、法人住民税の支払いが続く
節税に騙されるなと言われる理由⑩「廃業に手間、時間、費用がかかる」への対策
- 法人設立前に廃業コストを試算しておく
- 事業がうまくいかない場合の撤退計画を立てておく
このように、マイクロ法人には様々な落とし穴があります。法人化を検討する際は、節税メリットだけでなく、リスクやデメリットも十分に理解し、慎重に判断することが重要です。
マイクロ法人のメリット
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「節税に騙されるな」と言われるケースもある一方で、マイクロ法人の設立にはどのようなメリットがあるのでしょうか。マイクロ法人の設立には、主に以下のメリットがあります。
マイクロ法人のメリット①:所得税・住民税や社会保険料の節減
マイクロ法人設立の最大のメリットは、節税ができる点です。しかし、「節税に騙されるな」という視点を持たずに安易に法人化すると、思ったような節税効果が得られないこともあります。
一般的に、個人事業とは異なる事業の売上をマイクロ法人で計上し、マイクロ法人から役員報酬として年間162万5千円以下の金額を受け取ることで、55万円の給与所得控除が適用されます。
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SoVa税理士お探しガイド編集部
つまり、給与所得が55万円下がることになり、結果として所得税や住民税を抑えられる可能性があります。
また、個人事業主として支払っていた国民健康保険や国民年金をマイクロ法人の健康保険、厚生年金に切り替えることで、支払う保険料の負担を調整できます。マイクロ法人の役員報酬を可能な限り低く設定することで、健康保険料や厚生年金保険料を抑えることができるのです。ただし、この手法にもリスクがあり、適切なシミュレーションをせずに法人化すると、かえって支出が増えてしまうこともあります。「節税に騙されるな」という意識を持つことが重要です。
マイクロ法人のメリット②:消費税の免税事業者になれる可能性
マイクロ法人設立のもう一つのメリットは、消費税の免税事業者になれる可能性があることです。消費税の免税事業者とは、消費税の課税期間において課税売上高が1,000万円に満たない事業者のことで、一定の条件を満たせば消費税の支払いを免れることができます。
例えば、現時点でコンサルタントとして年間800万円、EC事業者として年間400万円の合計1,200万円の売上がある個人事業主が、マイクロ法人を設立してEC事業の売上400万円をマイクロ法人で計上すれば、コンサルタント業の個人事業とEC事業のマイクロ法人のいずれも消費税の免税事業者になる可能性があります。
しかし、この方法も「節税に騙されるな」という観点で注意が必要です。消費税の免税事業者になることを目的に法人化した結果、その他のコストや手間が増え、全体のメリットが薄れてしまうケースもあります。慎重に判断することが重要です。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:
マイクロ法人と個人事業主の二刀流で節税を狙う際の注意点
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個人事業主とマイクロ法人の二刀流で節税・社会保険料削減を実践する際には、注意点があります。
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SoVa税理士ガイド編集部
適応できないケースや気にしておくポイントを知り、「マイクロ法人節税に騙されるな」と懸念されているケースに陥らないようにしましょう。
注意点①:サラリーマンとマイクロ法人の二刀流は社会保険料のメリットなし
サラリーマン(会社員)はすでに社会保険料を支払っているため、マイクロ法人に支払わせることはできません。
しかし、資産運用規模が大きくなってきた人が、所得税・住民税の節税目的でサラリーマンとマイクロ法人の二刀流を行うケースもあります。
注意点②:マイクロ法人と個人事業は違うビジネスにする
マイクロ法人と個人事業主で行っているビジネスが同じだと、税務署に実質的に同一事業とみなされ、まとめて課税される可能性があります。
例えば、マイクロ法人と個人事業主の両方で「せどり」を行うことはNGです。
また、個人事業主で「せどり」、マイクロ法人で「せどり系Youtuber」なども、税務署によっては同じ事業と判断される可能性があります。
注意点③:マイクロ法人で80万円の売り上げ、役員報酬を45,000円にする
マイクロ法人では、年間75~80万円の売り上げを作り、役員月額報酬を45,000円に設定すると、社会保険料、住民税、所得税が最も安く抑えられます。
注意点④:マイクロ法人で伸びる事業を選択しない
マイクロ法人で稼ぎすぎると、節税のメリットが薄れてしまいます。年間80万円以上稼ぐ可能性があるビジネスは、慎重に選ぶ必要があります。
- マイクロ法人:時間単位や仕事単位で安定して稼げるビジネス(動画編集、せどり)
- 個人事業主:青天井で収益が伸びるビジネス(Youtuber、ライバー、アフィリエイトブログ)
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:マイクロ法人と個人事業主の二刀流で節税【リべ大スキームの補足と実践】
注意点⑤:個人事業主の事業所得として認められる事業にする
マイクロ法人と個人事業主の事業を分ける場合、個人事業主側の事業が「事業所得」として認められるか注意が必要です。
事業所得として認められることで、
- 青色申告特別控除
- 純損失の繰越しと繰戻し
- 30万円未満の少額減価償却資産の特例
などの節税メリットが受けられます。
「マイクロ法人節税に騙されるな」と懸念されている状況にならないよう、しっかりと準備をしてマイクロ法人を活用しましょう。
まとめ
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マイクロ法人は、従業員を雇わず代表者が1人で事業を行う会社です。マイクロ法人で利益を得ることで節税や減税効果が得られるため、「マイクロ法人での節税に騙されるな」という意見もありますが、個人事業主からマイクロ法人に切り替えることで実際に節税につながるケースもあります。
マイクロ法人設立での節税に騙されるなに関するおすすめ記事:マイクロ法人のメリット・デメリットを網羅的に
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SoVa税理士ガイド編集部
しかし、「マイクロ法人設立での節税に騙されるな」と言われる状況に陥りうる可能性もあるため、デメリットについても十分に理解しましょう。
また、マイクロ法人設立には費用がかかり、手続きも煩雑です。また、維持費用や法人税の支払いが発生するため、事前にしっかりと計算し、マイクロ法人を活用するかどうかを判断することが重要です。
マイクロ法人を活用するかどうか迷っている方は、メリット・デメリットを比較し、自分に最適な選択をしましょう。
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