会社設立時に税理士に依頼した時にかかる費用とメリットを解説

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公開日:2024年4月

更新日:2024年5月21日

「会社を始める際、税理士の雇用にかかる費用が気になりますよね。一般的な相場は30,000円から100,000円です。」

この記事では、税理士を雇う利点やデメリット、費用の相場について解説します。読み終わる頃には、自社にとって税理士を顧問とするメリットが見えてくるでしょう。

これから会社を立ち上げる方にとって、役立つ情報をお届けします。

【この記事でわかること】
・会社設立時に税理士にかかる費用は?
・会社設立後に税理士を雇った方がいい?
・税理士を雇うことにメリットはあるの?

会社設立にかかる費用について

ここでは会社設立にかかる費用について紹介します。

会社設立の手続きでは税理士に依頼せずに自分で手続きを行う場合であったとしてもかかる費用が生じることに注意しておきましょう。

税理士に依頼しない場合でも必ずかかる費用

起業や法人成りに際しては、書類の用意や手続きに手間がかかりますが、会社設立は自分で行うことも可能です。ここでは、設立件数の多い「株式会社」と「合同会社」の設立にかかる費用について詳しく説明します。

なお、株式会社と合同会社の違いについて、簡単に説明すると、株式会社は決算報告が義務付けられており、役員の任期が定められています。一方、合同会社は決算報告の義務や役員の任期がありません。また、合同会社は株式の公開ができず、株式会社に比べて社会的認知度が低いため、資金調達が難しいとされています。

項目株式会社設立時にかかる費用合同会社設立時にかかる費用
定款印紙代4万円4万円
定款認証手数料5万円なし
謄本交付手数料2,000円程度(1枚250円)定款のページ数によって変わる2,000円程度(1枚250円)定款のページ数によって変わる
登録免許税最低15万円(資本金の0.7%)最低は6万円(資本金の0.7%)
合計24万2,000円10万2,000円

定款印紙代は、定款を公証人役場で認証する際に必要な印紙代です。定款認証手続き時にかかります。

定款認証手数料も同様に、公証人役場での定款認証時に支払う手数料です。ただし、合同会社を設立する際にはこの手数料はかかりません。

謄本交付手数料は、会社や法人の登記事項証明書や登記簿の謄本を取得するために必要な手数料です。1通あたり250円で、おおよそ2000円程度の費用がかかります。

登録免許税は、会社の登記や登録に関連して課税される税金で、株式会社の場合は資本金額の0.7%(ただし15万円未満の場合は15万円)、合同会社の場合は資本金額の0.7%(ただし6万円未満の場合は6万円)が、1件あたり必要となります。

おすすめ記事:【会計士監修】会社立ち上げに必要な費用とは?どうすれば節約できる?

税理士に会社設立を依頼する時にかかる費用と相場

会社設立手続きは、税理士などの専門家に依頼することも可能です。以下では、税理士に依頼する際の費用相場をご紹介します。

項目株式会社設立時にかかる費用合同会社設立時にかかる費用
定款印紙代0円〜4万円なし
定款認証手数料5万円なし
謄本交付手数料2,000円程度(1枚250円)定款のページ数によって変わる2,000円程度(1枚250円)定款のページ数によって変わる
登録免許税15万円6万円
税理士手数料0万円〜5万円0万円〜5万円
司法書士手数料0万円〜5万円0万円〜5万円
合計20万2,000円~30万2,000円6万2,000円~16万2,000円

定款認証の手続きは、公証人役場だけでなく、データでの認証手続きを行うこともできます。データでの認証手続きを電子認証と呼びます。電子認証を利用すれば、印紙代の4万円が不要になります。

電子認証は個人で行うことも可能ですが、事前の手続きや費用、専用のICカードリーダーが必要なため、自力での実施は現実的ではありません。一方、税理士や司法書士、行政書士に会社設立手続きを依頼すると、多くの場合、電子認証に対応しています。電子認証の手数料は2万円前後が相場であり、無料の場合もあります。

ただし、自身で設立手続きを行う場合との違いは、専門家への手数料が発生することです。会社設立の手続きには、会社設立登記が必要ですが、これは司法書士による手続きであり、税理士に依頼した場合でも、税理士手数料とは別に司法書士手数料が発生することがあります。

気をつけておきたい注意点

税理士
        _依頼_おすすめの注意点

ただし、全ての税理士が司法書士と連携しているわけではなく、書類作成のみを行う場合もあります。会社設立のサポート範囲を事前に確認することが重要です。

おすすめ記事:会社設立を税理士に依頼する時の費用とメリット

会社設立に関連する業務も税理士に依頼する場合にかかる費用

起業や法人成りに際しては、資金調達やそれに伴う事業計画書の作成が必要とされることが一般的です。また、会社設立後には、記帳や決算申告などの業務も必要となります。これらの業務を税理士に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。

項目費用
事業計画書の作成支援5万円〜
資金調達の支援例:成功報酬として調達額の1%~
記帳代行1仕訳あたり50~100円
決算申告10万円から〜(年間売上によって変動)

おすすめ記事:会社設立の税理士費用の相場

会社設立時に依頼するメリット

税務書類の届出を代行してくれる

税理士と顧問契約を結ぶと、ほとんどの税理士事務所では追加料金なしで税務届出書の作成と提出を行ってくれます。

これにより、提出漏れの心配がなくなり、書類の作成や提出にかかる労力と時間を節約できます。会社設立直後は、本業に集中したい時期でもありますので、税務関連の手間を税理士に委託することが多いでしょう。

  • SoVa税理士お探しガイド編集部

    税理士との顧問契約時には、業務内容や報酬だけでなく、追加料金や面談回数、将来の値上げの有無など、細かい条件も契約前に確認することをおすすめします。
    おすすめ参考記事:税理士と顧問契約を結ぶときの注意点とは

長期的な会社運営において、設立時に一度しか提出しない書類や、作成方法を覚える必要のない書類が多くあります。税理士との顧問契約により、このような書類の作成や提出がスムーズに行われます。

以下は、会社を設立したら必ず提出すべき税務書類の一部です。

・法人設立届(税務署、都道府県、市区町村)
・青色申告の承認申請書
・給与支払事務所の開設届
・源泉所得税の納期の特例申請書

これらの書類に加えて、社会保険や労働保険などの書類も提出が必要ですが、税理士との顧問契約により、これらの業務もスムーズに行われます。税理士による税務届出書の作成・提出により、社長は控えを保管するだけで済み、大幅な省力化が実現します。

おすすめ記事:会社設立に必要な費用と料金相場 株式会社・合同会社について解説【2024年最新版

資金調達に関するサポートを依頼できる

会社設立時には、資金調達が重要な課題となります。税理士は財務面での専門知識を持っており、適切な資金調達の方法や資金計画を立てるサポートを提供してくれます。

  • SoVa税理士お探しガイド編集部

    銀行融資や補助金の申請などにおいても、税理士からアドバイスや書類作成の支援を受けることで、資金調達の成功率を高めることができます。

おすすめ記事:会社設立に税理士は必要?利用しないと損する理由や費用・選び方を解説

経費や節税対策について相談できる

会社設立後は、正確な経費計上や精算が不可欠です。税理士は経費に関する知識が豊富であり、適切な処理や節税のアドバイスを提供してくれます。

  • SoVa税理士お探しガイド編集部

    経費の計上方法や範囲に関する相談は、会社の運営を効率化し、不必要な税金の支払いを避けるために非常に役立ちます。

税理士に会社設立を依頼する方が費用を安く抑えられるケースもある

税理士に会社設立手続きを依頼した場合の費用相場は、先に述べた通りです。専門家に依頼することで手数料が生じますが、定款印紙代に関しては電子認証を利用できるため、専門家に依頼した方が費用を下げることができます。

また、設立後の税務顧問契約を依頼する際には、設立手続きに関する費用を大幅に下げてくれる可能性があります。税理士によって異なりますが、株式会社の設立に関する費用が総額20万円強であることもあります。これは、専門家に頼らず自力で手続きを行う場合と同様の費用で手続きを行なってくれる場合があることを意味します。

会社設立後も税理士に決算申告などの業務を依頼する方は、設立段階で税務顧問契約を結ぶことでトータルで費用を抑えることができる場合があるため、検討してみる価値があります。

合わせて読みたい!「会社設立サポート」の税理士依頼に関するおすすめ記事

会社設立時に税理士は必要?依頼するメリットとおすすめのタイミングとは

会社設立時に税理士に依頼することは、多くの創業者にとっておすすめな選択肢です。税理士などの専門家の支援を受けることで、税務申告や資金調達、経理管理などの面でスムーズな事業運営を実現できます。この記事では、税理士に会社設立を依頼するメリットとデメリット、会社設立を依頼するおすすめのタイミング、会社設立を依頼するときの税理士の選び方について詳しく解説しています。

会社設立後に税理士に依頼する場合にかかる費用

会社設立後の税理士の費用は、税理士が提供するサービス内容や業務の複雑性、会社設立後の会社の規模などによって異なります。見積もりを税理士に依頼することで、適切な費用を把握することができます。

会社設立後の顧問契約にかかる費用

会社が税理士を顧問として雇う場合、一般的には顧問料が月額または年額で支払われます。税理士事務所の規模や地域、提供するサービス内容によって費用は変わりますが、月額1万円から5万円、年額10万円から30万円程度が一般的です。

おすすめ記事:会社設立に税理士は必要?費用相場やメリットについて解説

会社設立後にスポットで依頼する時にかかる費用

決算報酬の相場は、一般的に数十万円から数百万円に及びます。会社が税理士に決算業務を依頼する場合、報酬は会社の売上高や取引件数、資産の規模などに応じて決まることが一般的です。

税理士は、以下の業務を担当します。

・年次決算書や申告書の作成
・税務申告の手続き
・税金の計算

会社の規模や業務の複雑さにより金額が異なるため、具体的な見積もりを税理士に依頼しましょう。

  • SoVa税理士お探しガイド編集部

    売上が増えてきた場合、スポット契約だと節税対策が困難になりますので、税理士と顧問契約を結ぶことをおすすめします。
    おすすめ記事:会社設立した後税理士は必要なのか?

そのほか年末調整の手続きや償却資産税の申告など、他にも会社設立後にスポットで税理士に依頼する場合には費用が生じます。

おすすめ記事:会社設立で税理士にかかる費用は?設立時と設立後それぞれのメリットを解説

まとめ

税理士は、会社設立時や設立後に経営者をサポートしてくれる心強いパートナーです。税務関連の業務だけでなく、会社設立やその後の手続きについても幅広いサポートを提供してくれます。

会社を設立しようとしている方は、費用を考慮した上で、顧問税理士を雇用するタイミングを慎重に考えることが重要です。

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